子どもを見守るべきか、それとも出た方がいいか

遊びを通した教育(Playful Pedagogy)を行っていると、

Playful Pedagogy(楽しく遊びながらの教育)
滝山ネイチャークラブの森のようちえんは、自然の中で、自由な遊びを通して行う幼児教育です。 子どもの主体性を尊重し、子どものやりたいようにさせた方がいい、子どもの活動や遊びに大人の介入や指導はあまりしない方がいいという保育観があ...

「どこまで見守り、どこから手を出せばいいか分からない。」

と言われることがあります。

目安は子どもが夢中になって遊んでいる時には、出来るだけ自由度を高くして、指示、命令、提案を少なくし、見守る、もしくは一緒に遊ぶというスタンスがいいと思います。

逆に、子どもの遊びがマンネリ化していると見たら遊びをリードしたり提案してみるのもいいかもしれません。

また、こちらの意図とは違う危険な行為や活動範囲の逸脱が見られそうな時には、注意や禁止、指示が必要かもしれません。

上記の遊びの盛り上がり曲線におけるBの時点では、遊びの自由度を高め、指導性が低い方が高い教育効果が期待できます。

反対に、Cの時点では、適切な指示や配慮、高い指導性が望まれます。

このことから、遊びの状態や時間、子どもの様子によって「見守るべき」か「見守っていてはいけない」かが変わるということです。

見守っていた方がいいか、指導した方がいいか、というどちらかではなく、その時の状況を見極め、判断し、自分の行動を決めるということが重要なのです。

判断のポイントを示し、実際の体験の中でロールモデルを観察することで、判断のヒントになります。

子どもに対し、適切な働きかけが出来るようになりたい!そう思ったら、ぜひお越しください。

アドバンスコース
ステップアップしてより深く学びたい。 野外の自然体験活動に始まり、幼児の発達理解や応急処置、活動の運営方法まで、あなたの「知りたい」にお応えします。 「分かる」を「出来る」に変えましょう。 その...

お待ちしています。

森のようちえんの滝山ネイチャークラブ

自然の中で子どもと野外で関わる体験講座「ソトアソビスクール」

代表 堀岡正昭

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