子どもの主体性を尊重する

子どもの主体性を尊重しながら、安全で楽しい教育を実現するには、プロセスが重要です。

多くの人が、「子どもの主体性を尊重したい」と願います。

でも、様々な事情や立場もあり、不本意な対応をせざるを得ない状況があります。

私たちは、子どもの主体性を尊重しながら、安全で楽しい教育を実現したいと願います。

それには、プロセスが重要です。

(1)信頼関係を構築する

愛情をベースにした関係性の構築が重要です。

ソトアソビスクールに来る人で子どもに対する愛情がない人はいませんが、信頼関係を構築する技術を身に付けることが必要です。

子どもと信頼関係を構築するにはどうしたらいいのでしょう。

それには、一緒に遊ぶこと、話を聞いてあげること、気持ちに寄り添うことです。

子どもと同じことをして、同じ物を見て、自分自身の行動を振り返るのです。

子どもの反応を見て、行動を修正していくことで、少しずつ信頼関係を構築していきましょう。

(2)子どもの興味関心を観察する

子どもと遊びを観察し、子どもたちの興味関心がどこにあるのか読み取る技術を身に付けましょう。

子どもが何をして遊んでいるかだけではなく、子どもの興味関心を探るようにしましょう。

それには、子どもと距離を近づけて子どもの気持ちに寄り添うことが必要です。

ここで大事なことは、子どもを大人の都合に合わせて行動させることではなく、子ども自身の行動欲求が何かを知りたい、子どもをより良く理解したいという思いです。

(3)遊びの盛り上がりに応じた適切な働きかけ

さあ、いよいよこの辺りから子どもの主体性と安全を両立した働きかけの技術に入っていきます。

遊びの盛り上がり曲線についてはこれまでもお伝えしてきたところではありますが、子どもの遊びには時間と共に、盛り上がったり、盛り下がったりする場面があります。

子どもと遊びを観察することで、その場面に敏感になります。

この場面を逃さず、適切に働きかけることで子どもの主体性を尊重しながら、安全に楽しく子どもと関わることが出来るようになるのです。

現場の保育者が何十年もかけて獲得していく技術です。

子どもと関わるということは簡単にはうまくいきません。

「こうしたら子育てが楽になる」

簡単に出来る方法はすぐに使えなくなります。

ですが、この遊びの盛り上がりに応じた働きかけの技術を身に付けることで、どんな場面、どんな子どもでも応用できるようになります。

だから、滝山ネイチャークラブの森のようちえんは安全の質が高いのです。

子どもの興味関心を観察し、子どもの意欲と行動を尊重するから子どもの満足度が高いのです。

 

この技術をオンラインでお伝えしようと思います。

Zoomを使ったオンラインセミナーを開催いたします。

詳細につきましては後日お知らせいたします。

ぜひ多くの方にご参加いただければと思います。

どうぞよろしくお願い致します。

滝山ネイチャークラブ

ソトアソビスクール

代表 堀岡 正昭

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