お互いの思いを出させるには

子どもと関わると難しいなと思うこともあります。

子どもの世界は美談ばかりではなく、喧嘩やもめごともあります。

その時に、どうしたらいいんだろうと考えることもあると思います。

その時には、状態をよく見極めた上で、対立を学びにしていきたいと思います。

状態というのは、お互いに、またはどちらかが興奮して感情的になり、相手に手を出したり、物に当たるような状態かどうかということをまず見極めて下さい。

その時には互いに距離を取ったり、興奮を静めたりして、傷つけることのないようにしましょう。

次に、喧嘩やトラブルは悪いことではなく、お互いに思いや感情を表出する機会と捉え、しっかりと感情を表出させ、思いを表現し、相手や相手の想いに気づくことのできる学びの機会にしたいものです。

これは年齢や発達によっては代弁したり、お互いの気持ちを整理する、交通整理の役割が必要です。

心理学的には、お互いの思いや感情を表出させないことが一番良くなくて、子どもたちの欲求不満につながります。

手を出したり、怪我につながるかもしれないというリスクはあるものの、喧嘩やトラブルは互いの成長のチャンスと捉え、適切に働きかけることで子ども同士の関係性の向上と成長につなげていきたいものです。

 

 

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