どこまで見守り、どこから関わるのか

「どこまで見守り、どこから関わったらいいのですか」という質問をよく受けますが、答えは「その時の状況と、その子によって異なる」ということになります。
ここは危険だから一律に禁止するとか、子どもの主体性が大事だからあまり関わらない方がいいといった画一的な方法ではなく、子どもによって関わり方は変わってくるのです。
危険予知能力、危険回避能力はその子の発達や能力によって異なるので、一律に禁止しては子どもの意欲や行動を狭めることになります。
何でもかんでもやってあげることはよくないと思いますが、それでもその子によって、またその時の心理的・体調的な状態によって関わってあげなくてはならない場面はあるのです。
それでもその時の判断基準がないと迷うこともあると思います。
ソトアソビスクールではまずは安全を最優先します。

子どもが回避できないような大きなリスクはないだろうか。

その子の発達や能力を大きく超えたチャレンジではないだろうか。

例え怪我をしたとしても、そのことがその子にとって、学びとなる体験と言えるかどうか。

このような基準でフィールドや子どもの行動を観察します。
慣れないと野外での活動はすべて危険に見えてくるかもしれませんが、子どもたちと長く接していると本当の危険とそうではないむしろ我々がねらいとする学習効果の高い体験の場面の区別がつくようになります。

ここではその視点として

1.自ら主体的に取り組んでいるか。

2.心理的に適度な緊張を持ち、集中した状態かどうか。

3.体力の低下や疲労、健康状態など子ども自身でコントロール出来る範囲を超えていないか。

などを考えるといいでしょう。
自ら夢中になって遊んでいると案外子どもは怪我をしないものです。
それでも外見上の観察だけではなく、集中度合いや体調などを観察することで関わるべきか見守っていても平気か分かるようになります。
森のようちえんの子どもたちは経験値が高く、運動能力、危険予知・回避能力が高いので自分たちで遊んでいる場面では比較的安心して見守ることが出来ます。
それでも意欲が高い分、体力が低下しても遊びたがることもあります。
ですから、集中度合い、体力、その子自身の能力や発達を考慮してやる必要があります。
それを超えた時には積極的に関わって、危険を回避するような促しや関りが必要です。
その子の意欲を頭ごなしに押さえつけるのではなく、その子の意欲を受け止め、尊重しながら、違う方法を提案したり、活動を禁止、制限するのです。
この時に必要なのが、子どもとの信頼関係なのです。
普段から遊んでくれたり、話を聞いてくれる人の言うことは子どももちゃんと聞こうとします。
ベースにあるのは、子どもとの信頼関係なのです。
子どもと信頼関係を築き、安全に見守り、子どもの成長を支援する。
ソトアソビスクールは、子どもとの信頼関係の築き方、野外の危険を学び、子どもの成長を支援します。
楽しい体験を通してご自身の成長につなげていただきたいと思います。
多くの方にこの体験を届けて、子どもと関わる喜びにしていただけたらと思います。
お待ちしています。

森のようちえんの滝山ネイチャークラブ

ソトアソビスクール

代表 堀岡 正昭

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