滝山ネイチャークラブの活動の中から一般的に共有できる安全に関するマニュアルを公開します。
ぜひ参考にしていただき、安全な活動が広がることを期待します。
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持ち物リスト
森のようちえん基本セット(子どもも用意します。)リュック、リュックカバー、弁当、水筒、敷物、おやつ、水筒、おやつ、ハンカチ・タオル・ティッシュ・ビニール袋、レインウエア(上・下)子どもはこれに着替えセットを用意します。大人用持ち物手洗い用ウ
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スタッフの服装について
・帽子をかぶろう。・靴のかかとを踏まない。・ハンカチやタオルを携行しよう。・タイムマネジメント出来るように腕時計など時間が分かるものを身につけよう。(スマホはこれには該当しないと考えてください。推奨はデジタルとアナログ併用の腕時計です。)・
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肘内障について
保育園でもっとも多い病院受診例の肘内障。完全に防ぐことは出来ませんが、私たち大人が出来ることがあります。手を引っ張らないことです。幼児と関わるにあたり、肘内障について理解しましょう。
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安全管理の3原則
セーフティートークの重要性危険度の高い活動の前には必ず事前のセーフティートーク(注意説明)を行う。(1)一旦集めて一斉に行う。(2)簡潔に対象者が理解できる分かりやすいように(3)活動中も必要に応じてその都度行う。セーフティートークの内容(
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安全管理の3K
危険・フィールドの危険を理解する。・下見の実施(周辺も含めて)・物理的危険と心理的危険(子どもとスタッフの能力や心理状態)気象気象の確認は活動前の週間天気予報と当日朝の天気の確認、活動中も急な気象の変化に注意します。特に雨や風、雷雨について
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安全な野外活動の作り方
予防・計画フィールド選び対象者の発達や能力、興味関心にマッチしているかどうか。体験学習の範疇を超えた危険はないか。きれいで治安もよく、子どもたちの学習にとって効果的か。プログラムデザイン時間で区切るのではなく、活動の流れや順番をイメージする
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当日の安全5つのポイント
5つのポイント1.意識を向ける子どもたちに背を向けない。子どもから目を離さない。経験値の高い先生、能力の高い先生は子どもたちを視界の中に入れる意識と行動が習慣化され、身に付いています。後ろを向いたら刺される、そのぐらいの意識です。子どもの命
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子どもの見守り、監視体制
子どもの見守りは基本、複数で行うこと。しかし、子ども何人に対して何人の大人が必要、などという単純なことでは安全は守れません。子どもを見守る技術と経験、そして何より「絶対に子どもを守るんだ」という強い意志がないと、大勢いても意味がありません。
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6つの確認と15のポイント
確認項目処置・意識はあるか?1.呼びかける。2.刺激を与えて反応を確認する。3.意識がない時点で救急車を要請する。(119番通報)・脊椎損傷の可能性はないか?脊椎損傷の可能性が考えられたらむやみに動かさない。・脈はあるか?脈がなければ、..
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ファーストエイド
怪我をしたとき1.救護2.他のスタッフに応援を要請する。3.他の子どもへの対応4.スタッフ配置を判断し、指示する。5.報告(保護者及び代表に報告する。)主なケガの対応(1)外傷確認(落ち着いて、安静にさせる。「大丈夫だよ」など声をかける。)
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安全について
複数のスタッフ活動は必ず複数のスタッフで同行。複数の眼で子どもを観察することで、安全の質を高めることと、子どもの多面的な理解を深める。人がいるから安全とは限らない。誰が、どこで、どのように子どもを観察するかということが重要となる。・保育者の
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水辺の活動を楽しむために
前日までの準備と計画で8割の安全が決まります。残りの2割を決める私たち保育者の動きと連携について共有し、安全に水辺の活動を楽しんでいきましょう。事前準備・計画1.安全のための装備アクアシューズ私たちが子どもの頃とは違い、安全のために足を保護
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避難場所について
1.避難する理由によって最善の避難場所を判断します。避難する理由が、どんな災害なのか。地震、土砂災害、水害、火災、雷、集中豪雨、またはそれらが組み合わさった複合的な災害なのかによって避難場所が変わります。テロ、不審者、交通事故、ガス爆発、有
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災害対策
a.活動中にもしも地震が発生したら1.活動を一旦中止し、安全を確保します。状況に応じて避難誘導を行います。2.情報収集携帯ラジオと携帯電話を使って情報を集める。3.キャンプの続行・中止を判断します。震度とライフラインへの影響などから総合的に
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雷対策について
今回(7/11)、活動中、雷による避難を行いました。雷対策として保護者の皆様とも共有したくお知らせします。この日は小学生が多く、山頂に向かいました。いつもの山頂でお弁当を食べている頃から高尾山方面から雷が聞こえてきました。最初は飛行機かなと
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連絡体制
現地スタッフ → 保護者つながらない場合1.現地スタッフ → 団体本部2.団体本部 → 保護者保護者から連絡が必要な場合①現地スタッフ、②団体本部 3.開催場所の順番で連絡してもらう。引き渡し方法1.保護者(両親もしくはどちらか)2.成
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防災無線等により、Jアラートが発出された場合
全国瞬時警報システム(Jアラート)とは、弾道ミサイル情報、緊急地震速報、津波警報など、対処に時間的余裕のない事態に関する情報を携帯電話等に配信される緊急速報メール、市町村防災行政無線等により、国から住民まで瞬時に伝達するシステムです。全国瞬
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車両が運行できなくなった場合
※保護者にお迎えをお願いする場合があります。1.時間がかかっても正規の引き渡し場所で引き渡す。(保護者と連絡がつかない場合)2.引き渡し時間と引き渡し場所を変更して引き渡す。(移動手段等変更になり、保護者と連絡が取れ、確認できた場合)
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防犯対策
「人が来たら必ずアクションを起こす」 防犯対策、不審者対策の1番に「挨拶をする」ということを徹底します。地域で守ってもらう、その場にいる大人全員で子どもを守るという観点からも、挨拶をするというのはとても大事なことです。不審者対策として、池田
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保険・マスコミ対応
保険(1)情報収集(2)必要書類を準備する。〈必要書類〉・事故報告書・加入者名簿全員分(事故発生時の行事分)(3)保険会社に連絡(4)迅速に誠心誠意マスコミ対応(1)情報収集(2)情報の一元化(3)情報発信 ・窓口は1本(情報発信は代表のみ