雷対策について

今回(7/11)、活動中、雷による避難を行いました。
雷対策として保護者の皆様とも共有したくお知らせします。

この日は小学生が多く、山頂に向かいました。
いつもの山頂でお弁当を食べている頃から高尾山方面から雷が聞こえてきました。
最初は飛行機かなと思うぐらいでしたが、そのうち雷だと認識できました。

お弁当の後は珠里ちゃんが持ってきたロープで大繩をしたり、ロープを持って探検隊風に冒険に出かけて遊びました。
子どもたちからおやつにしたいという声もあり、早めにおやつにしました。(1時頃)
おやつの後も大繩をしたり、お絵かきをして遊びましたが、雷が近づいてきているようでした。
雨の心配よりも、落雷の心配をして、子どもたちにも雷が近づいてきて危ないから下に降りて、下で遊ぼうと声を掛けました。
(下山開始時は、神社まで降りて、平気そうなら神社の周辺で遊べばいいと考えていました。)

みころも霊堂まで降りてきた時、2時5分頃だったかと思います。
神社に向かうよりもみころも霊堂の駐車場の施設まで移動させようと思いました。
避難してとにかく子どもたちには水分を摂らせ、今後の対応を考えます。
この時点で雷はほとんど聞こえません。
ただ、雨雲レーダーでは真っ赤な雨雲が近づいてきています。
30分後ぐらいにはちょうど土砂降りの雨雲の下だと予想しました。
雷の危険を考え、子どもたちを移動させるのは危険だと判断し、まずは車の方からお迎えの連絡を入れる判断をしました。

連絡がつき、みころも霊堂の駐車場までお迎えに来てくれることになりました。
無事引き渡したのが、2時30分。
2時25分の時点で、駐車場で待っている保護者に到着が遅れることを連絡しました。
この時点で雨もほとんど降っていなく、雷の心配もないと判断したため、移動することにしました。

駐車場到着2時43分。
保護者に事情と状況を説明し、子どもたちを引き渡しました。

 

今回のポイント

・雷が鳴って、危険と判断したため、下山、避難したこと。
・移動しても安全だと判断出来るまで避難していることもあり、今回のように到着が遅れることもあること。
・車の方には現地までお迎えに来ていただいた方が安全だと判断した場合には、お迎えの要請の連絡を入れる場合があること。

 

スタッフで共有したこと

・雷が近づいてきた時は落雷の危険を想定して避難すること。
・子どもたちを移動させるのが危険だと判断した時には、今回のように車の方にはみころも霊堂の駐車場、もしくはその周辺の道路にお迎えに来ていただく連絡を入れる場合があること。
・歩きの保護者にお迎えに来ていただくのは保護者の危険にもつながることから、遅れる連絡を入れて、避難(待機)させる場合があること。

 

夏の夕立や雷は、熱い空気が上昇し、積乱雲が発生し、起こります。
八王子周辺はこれからの時期、ほぼ毎日雷注意報が出ます。
ですから、注意報の発生で活動を中止するのは現実的ではなく、現地の判断に任せていただけたらと思っています。
雷が聞こえた時点で雨雲レーダーや雷情報を調べ、今後の活動をどうするか迅速に、かつ都度判断しなければなりません。
いずれにしても一番大事なことは安全です。
そのための避難であり、お迎え要請の連絡だと考えます。
最新の情報を基に、保護者の皆様と情報を共有し、安全な活動にしていきたいと思います。
今後ともどうぞよろしくお願いします。

滝山ネイチャークラブ

代表 堀岡 正昭

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