能動的な体験の関わり方

子どもは予測不可能な存在です。

こちらの思い通りには動いてくれません。

自由で能動的な体験にしたら、子どもが環境に対してどのような反応を示すか、よく観察しないといけません。

自然の中はどんな危険があるか分かりませんから、子どもの側で観察しないと危険を察知するのが遅れてしまいます。

子どもたちが遊び始めたら、子どもと一緒に動いて、出来るだけ側に寄って、子どもの興味関心を探りましょう。

子どもがしゃがんで捕まえた虫は危険な虫かもしれません。

遠くから後姿を見ているだけでは見守っていることにはなりません。

安全管理者としてだけではなく、子どもと一緒に自然のおもしろさや不思議さを共有できると保育はもっとおもしろくなるかもしれません。

「うわー、すごいねー」「よく見つけたね。」先生方の肯定的な言葉がけが、子どもたちの自己肯定感を育みます。

「もっと見てみたい!」「もっとやりたい!」そんな内発的動機付けを引き出せば、遊びはもっとおもしろくなる。

否定的な言葉がけ「だめ」を減らし、子どもたちの遊びを肯定的に捉える。

それを実感できた子は自尊感情の高い子となることでしょう。

子どもたちと自然の中で遊ぶ保育が広がることを期待しています。

滝山ネイチャークラブ

代表 堀岡正昭

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