暑い夏がやってきました。水辺のレジャーの季節です。
安全な水辺の活動のために出来ることを上げましたのでどうかお役に立ててください。
1.ライフジャケットを着けましょう。
ライフジャケットは万能ではありませんが、ライフジャケットを着てさえいれば防げる事故があります。
水辺の活動の際にはライフジャケットを着用しましょう。
価格も2000円前後からあります。
安心感が違います。
なお、ベルトの調整や正しい着用方法など経験ある専門家から指導を受けることをお勧めします。
2.チームで安全を守りましょう。
必ず複数で監視しましょう。
園や学校、団体などはもちろん、家族でも複数で子どもを確認しましょう。
お母さんが地域の公園など1人で子どもを見なければならない時も、側にいる他のお母さんや周りの大人に挨拶して声をかけて何かあったら助けてもらえる状況を作りましょう。
独りじゃない。
独りにさせない。
子育ては社会で行うものです。
滝山ネイチャークラブは子どもを安心して外で遊ばせられる社会の実現を目指します。
また、夫婦であっても、ママ友同士の地域コミュニティであっても、お互いに声を掛け合うことです。
「そっち行ったよ」
「頼むね」
「分かったよ」
大勢いるから安心なのではなくて、お互いにコミュニケーションを取り合って連携するから安全なのです。
園や学校であっても同じです。
お互いに変に気を遣いあって声も掛けられない職場は危険です。
安全の質とは、スタッフ間で共通の目的と目標の達成に向けてお互いに力を出し合うことです。
夫婦でも地域でも園であっても子どもの安全というただ一点の共通目標のために向かって最善を尽くすことが子どもの命を守ります。
チームで安全を守り、子どもの命を守りましょう。
3.危険を学び、意識を高めましょう。
危険を学ぶことで救える命があります。
危険を知らないと危険にさらすことがあります。
各地の救命講習や、野外の安全講習、子どもの発達や水辺のメカニズムを学ぶことで安心につなげましょう。
「このぐらい大丈夫」という慢心を捨て、いつでも事故は起こり得るという危機意識を持ちましょう。
それは子どもたちに外で遊ぶ機会を保障するためです。
私たちが技術と経験を身に付けることで安全に遊ばせることが出来るのです。
すべては安全のため。
子どもの権利を守るためです。
今年の夏も全国各地で、水辺で遊ぶ子どもたちの笑顔が増えますことを願っています。
滝山ネイチャークラブ
ソトアソビスクール
代表 堀岡 正昭