私の周りには幼稚園教諭や保育士といったいわゆる多くの保育者がいます。
その多くが「いい保育がしたい」と願っています。
日本全国のほとんどの保育者がそう思っているのではないでしょうか。
また、そのほとんどの人が「楽しく仕事がしたい」と思っているのではないでしょうか。
楽しければいいと言う訳ではありませんが、辛く苦しく不幸な境遇で仕事したいと思う人はいないでしょう。
そして現在、多くの日本人が仕事のやりがいを求めています。
そこで私は考えました。
「いい保育(仕事)」ってなんだろう。
日本中の保育者がいい保育がしたいと思っていても、みんなそれぞれ思い描いている「いい保育」が違うかもしれません。
職場の中ですら、「いい保育」観がずれているかもしれません。
もしかしたら、自分自身でも自分にとっての「いい保育」が定まっていないかもしれません。
そこでまずは「いい保育」の定義を自分自身しっかり定めましょう。
現状の保育との差異を明らかにし、「いい保育」という目標を定めましょう。
経営者、管理者、園長先生は自社・自園の理念を明らかにし、社員・職員に語りましょう。
多くの職員は「いい保育」をしたいと願っているのですから、その「いい保育」を明確にし、共通の目的にすればその園は一丸となって「いい保育」に取り組めるはずです。
楽しく仕事をするには?
楽しいと感じるのは自分自身です。
他人がどう感じるかということより、まずは自分自身が楽しいと感じることが大事です。
自分自身が「楽しむ心」を持ちましょう。
そうは言ってもなかなか今の現状じゃ楽しめないよ、ということがあるかもしれません。
そんな時には「楽しむ心」に触れましょう。
ギスギスして荒んだ環境の中で一人「楽しむ心」を持ち続けるのは困難です。
そんな時こそ、人生を楽しんでいる人たちの中に身を置いて心理的に「楽しむ心」を習慣化させるのです。
経営者や園長先生は、離職の原因の一番が「人間関係」であることを考慮して、「良好な人間関係」の構築を一番に考えていただきたいと思います。
仕事を「楽しむ心」を持った職員集団が「良好な人間関係」を構築することで園の文化と発展に大きく貢献することでしょう。
何のために働くのか
コロナ禍の中で、多くの日本人が働き方と仕事のやりがいについて考えるようになりました。
自分自身の価値観と向き合い、家族と向き合い、働く意味について考えるようになりました。
考えて、行動し、振り返るプロセスに意味があるのだと思います。
このサイクルをさらに大きく、さらに早く回すことで私たちは成長できるのではないでしょうか。
人を批判し、不平不満や愚痴を言うのではなく、考えて行動しましょう。
やりがいを持って仕事をしたいと思うのなら、自ら考えて、行動しましょう。
自分で考えることを放棄して、行動せず、やりがいは得られないと思います。
その上で、力を磨いて、技術を身に付けましょう。
やみくもに行動しても無駄に終わってはやりがいは感じられません。
人はやりがいを感じられれば、自ら大いに仕事するものだと考えます。
やりがいが感じられないから、仕事に対するモチベーションが下がる。
だから私たちは保育技術を磨いて、やりがいを感じられる仕事にしましょう。
園長先生たちには、職員がやりがいを感じられるような仕組みづくりをお願いしたいと思います。
職員は誰もさぼろうと思っている人はいません。
やりがいを感じられないから、園長先生が思っている仕事が出来ないだけなのです。
やりがいを感じられる仕組みを作り、技術を高めることに誇りを感じられる職員集団は自ら働き、どんどん仕事に取り組む園になることでしょう。
もしもあなたが、「いい仕事がしたい」「楽しく仕事がしたい」「やりがいを持って仕事したい」と思っていたら、ぜひソトアソビスクールで「いい仕事」の定義を明らかにしましょう。「楽しむ心」を習慣化させましょう。やりがいを持って働ける仕組みや技術を身に付けましょう。
子どもと関わる喜びをすべての保育者と
ソトアソビスクールで、子どもと笑顔で関わる大人が増えることを心から願っています。
「いい保育をしたい」と願い、「楽しく仕事したい」と願い、「やりがいを持って仕事したい」と願うあなたをサポートします。
「いい保育」を定義し、目標を設定し、理念を明確にします。
「楽しむ心」を伝播し、「楽しむ心」の習慣形成に寄与します。
「やりがいある仕事」のための技術を伝え、滝山ネイチャークラブの森のようちえんという仕組み作りをお伝えします。
成長することで成功し、幸せを感じられる保育者になりましょう。
合同会社 滝山ネイチャークラブ
ソトアソビスクール
代表 堀岡 正昭