安全に野外で活動するには、大人の適切な働きかけが欠かせません。
「適切に」
その適切が難しい。
どこに注意して考えたらいいのか。
それは、1つには、
遊び(活動)の状態に応じた働きかけ(声がけ)
子どもへの働きかけは、「見守る」か「指導する」かどちらかではなく、見守るべき時には、見守り、指導すべき時には指導する、場面と状況に応じて切り替えるということが大事なのです。
Aの時点とBの時点、Cの時点では働きかけが違って当然です。
いつも見守っているのでは、危ないのです。
いつも指導しているのでは、教育効果が望めないのです。
場面と状況、特に遊びの盛り上がり(活動)に応じて働きかけ(声がけ)を変える必要があるということです。
この曲線はあくまで基本です。
実際の保育の場面では、もう少し複雑ですが、これを基本にして、Aの場面、Bの場面、Cの場面で最も適切な声がけを行いましょう。
「じゃあ、行こうか」
「いいよ」
「そろそろ~しようか」
「行くよ」
この4つを基本パターンとして、Aの場面、Bの場面、Cの場面で最も適切な声がけについて考えてみましょう。