フィールドの選び方

子どもたちにとっては2度と来ない、思い出の夏がやってきました。

この夏を楽しかった思い出にするために、プロに学び、繰り返し練習し、スキルを身につけましょう。

大事なことはたくさんあるのですが、まずはフィールド選定。

対象に合ったフィールドを選びましょう。

普段の森のようちえんでは「変化と刺激に富んだ環境を用意しましょう」と言いますが、川遊びなど危険が多い活動は、「変化の少ないフィールド」を選びます。

変化が大きいということはそれだけリスクも大きいということです。

流れが大きく変化する。

水深が大きく変化する。

気象が大きく変化する。

どれも命に関わる変化です。

滝山ネイチャークラブの森のようちえんでは、3歳から活動に参加していますので、発達と対象に合った安全な水辺を選定します。

水深や流れを考慮し、見通しがきくストレートな川を選ぶことによって危険をいち早く察知することが出来ます。

しかしここでもう一つの判断材料として、「健康」を考えていきましょう。

川は危ないからと言って中流域のストレートな河川では炎天下での活動となり、熱中症の危険もあります。

また、下流に行けば行くほど、水質の問題も懸念があります。

普段の活動拠点から遠いフィールドでは移動時間の問題や乗り物酔いなど考慮しないといけません。

「安全」と「健康」を考えて、より良いフィールドを選定していきましょう。

森のようちえんの滝山ネイチャークラブ

ソトアソビスクール

代表 堀岡 正昭

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