初めは小規模から
初めは誰もが初心者。
余裕がないから大勢の子どもに対応できない。
だから最初は少人数から始めたらいい。
いきなり行って、「ハイ、10人の子どもたちのリーダーね。」と言われたら、パニックになってしまう。
最初は5,6人の子どもを専門のスタッフの様子を見ながら、複数で関わってみる。
そんな体験にしましょう。
慣れてきたら、視界の中に1人、また1人と子どもを増やしてみましょう。
目の前の子どもだけでなく、他の子、全体の様子を把握する用に努めましょう。
子どもの行動特性を理解する
初めは子どものことが分からないから苦労する。
何でそんなことするの?
どうして泣いているの?
経験を積み重ねていくと少しずつ分かってくるような気がする。
こうかな?それともああかな?
そんな体験を積み重ね、少しずつ子どものことを理解しよう。
子どもという存在の特性や個別の行動特性が見えてくると、予測できるようになる。
この子は飛び出していくかも?
この子は手が出やすいな。
そんな気になる子の傍につく。
気になる子ほど、近くで見よう。
初めは失敗の繰り返し。
でも経験を積み重ねていくと子どもとの距離感がつかめるようになってくる。
子どもの行動特性が理解できるようになると楽になる。
具体的な動作を身に付けよう
ルックアップ、ルックアラウンド
目の前の子どもだけでなく、周囲も見渡す。
1か0ではなく、目の前の子ども8割、周囲の子2割、といった具合に、その場の状況に応じてこの割合は変化させる。
顔を上げて、周りを見る。
単純な動作だけど、初心者と経験者の違いは動きを見てれば分かる。
経験者はさり気なく動いて、危ない所、大事な所についている。
子どもが動いたら、大人も動く
フットワークを軽くして、しっかり動こう。
出来るようになったら、楽になる。
楽になったら、楽しくなる。
楽しくなるから、もっと出来るようになりたいと思う。
そんな好循環を回そう。
子どもと関わるソトアソビスクール
森のようちえんの滝山ネイチャークラブ
代表 堀岡正昭