僕は保育者なので、子どもとより良い関係を構築するには、次の3つが有効ですと話をします。
1.一緒に遊ぶ
2.話を聞く
3.スキンシップ
私たちは、子どもとどのような関係を築くのが良いのでしょうか。
敵対関係でもなければ、上下関係でも、主従関係でもありません。
私たちは子どもたちと信頼関係を築くのです。
子どもたちと信頼関係を築くにはどうしたら良いのでしょうか。
それは一番に一緒に遊ぶことです。
子どもは一緒に遊んでくれる人を信頼します。
うまく遊ぶには技術と経験、多少のセンスが必要ですが、とにかくソトアソビスクールでは、子どもと遊ぶことをチャレンジして下さい。
一緒に遊んで感じたこと、それを大事にしましょう。
「楽しかった」「うまく出来た」「あのときは難しかった」
その感じたことを振り替えって言語化してみましょう。
何となく楽しかった、だけではなく、何が楽しかったか、どうして楽しかったか明らかにすることで、働きかけの精度が高まります。
うまくいく確率が高まるのです。
子どもと関わる職業の人は、子どもに「言うことを聞かせよう」とする場合があります。
災害時や緊急時、子どもを守る責任のある大人は、子どもに指示を与え、安全に誘導できなくてはいけません。
その場合の目的は「安全」です。
しかし、時に「大人の指示に従わせる」ということが目的になっていませんか。
必然性がない、納得がいかない指示には言うことを聞きません。
そんなときにパワーコントロールを用い、大人の言いなりになる子どもを育ててはいけません。
私たちは、子どもたちと良好な人間関係を築くのです。
子どもたちの話をちゃんと聞きましょう。
理屈では分かっていても、出来まていますか。
子どもの話をちゃんと聞いていますか。
子どもの話を聞くということも技術です。
(子どもの話をちゃんと聞かなきゃいけないって。だから何でも子どもの話を聞かないといけない。)
なんて無理してやっても自分にストレスが溜り、反ってうまくいきません。
人との関係を良好にする技術を磨き、習慣化すれば、そうすることが普通に、当たり前になって、楽になるんです。
ソトアソビスクールで子どもの話を聞くことを習慣化しましょう。
さあここまで子どもと関わってきたあなたはもう随分子どもと良好な関係を築くことが出来るようになっています。
子どもと適切な距離感を持って、接することが出来るようになっているはずです。
子どもたちの本質的な欲求を適切に満たすことが出来るようになってくると適切に働きかけることが出来るようになってきたということです。
それでも、子どもは一人ひとり違います。
日々、成長して、変化しています。
毎月1回のソトアソビスクールで、子どもと共に、成長と学びの習慣形成を楽しんでください。
来月もお待ちしています。
ソトアソビスクール
滝山ネイチャークラブ
代表 堀岡正昭
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