安全で楽しい保育を広める

森のようちえんの活動は、子どもたちに「あっちはだめ、こっちはだめ」とあまり言いたくないので、活動場所も広くなります。

あれはだめ、これはだめと言われすぎるとつまらなくなり、楽しくありません。

森のようちえんの活動が楽しいのには理由があるのです。

でも、放ったらかしでは危険です。

だから私たちは子どもたちと一緒に活動し、子どもたちを把握しようと努めるのです。

子どもたちの予測し得ない危険を察知し、重大な危険を回避させるのです。

危険回避だけの保育は私たちにとってもあまりおもしろいものではありません。

子どもたちと一緒に活動することで、子どもの気持ちを理解し、感情と感覚を共有するのです。

どんな所がおもしろいと感じるのか。

どんなことが楽しいと感じるのか。

私たちはそのことに敏感でありたいと思います。

森のようちえんが安全で楽しいのには理由があります。

そんな安全で楽しい森のようちえんであり続けていけるよう努力し、そのポイントをお伝えしていくことで、安全で楽しい野外での活動が広がることを期待しています。

自然はおもしろい。

子どもはもっとおもしろい。

そんな自然の中での子どもたちの遊びを広げます。

森のようちえんの滝山ネイチャークラブ

代表　堀岡正昭