1月21日、森のようちえん

「昔は良かった」と言うつもりはありませんが、大人なら誰もが皆、子どもだけの遊び場、秘密基地、おうちごっこの経験があるのではないでしょうか。

子どもにとって必要な経験ではないかと思うのです。

遊びが子どもを育て、大人には内緒の冒険が子どもの内面を育てます。

今考えると無謀な挑戦もあったかもしれません。

でもそれを駆り立てる魅力がいつもそこにはありました。

誰に言われたからやるでもない、義務でもない、本当の意味での主体性がそこにはありました。

私たちは、子どもたちにそんな空間と体験を与えたいと考えています。

むろん、今子どもたちに大人の目の届かない空間や環境は防犯や防災の点からも薦められるものではありません。

かと言って私たち大人の干渉が多ければ、子どもにとっては魅力的とは言えないでしょう。

滝山ネイチャークラブが子どもと発達を理解する専門性を発揮して、子どもにとって楽しい空間を安全に体験させる、言わば「公認の秘密基地」であり、「安全と楽しいを両立させた遊び場」なのです。教育と遊びを融合させた、次世代の幼児教育は自然の中で行う森のようちえんにその可能性があると信じます。

時間で管理する教育から、遊びを保障する教育へ

一律で全体と計画に押し込む教育から、対象に応じて働きかけを変える教育へ

私たちは、教育の実際を変えることで社会を変革し、平和で民主的な社会を目指そうとしているのです。

私たちは、この自然環境と子どもたちが安心して遊べる空間を保障します。

それには当然、生命の安全を守ります。

そして、教育の目的である人格の完成を目指し、私たちは一人ひとりの人権を最大限に尊重してこれからも携わっていきます。

 

いつも滝山ネイチャークラブの森のようちえんの活動にご理解いただき、本当に感謝いたします。

来月もお待ちしています。

滝山ネイチャークラブ

森のようちえん

代表 堀岡正昭

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