滝山ネイチャークラブはなぜ、新規入会割引キャンペーンを行わないか。
年会費を徴収しないか。
答えは、
既存のお客さんをもっとも大事にしたいと考えるからです。
以前から入っている人を、もっとも長く在籍している人をもっとも大事にしたいと考えているからです。
新規入会キャンペーンなんかして、「後から入った方が得だった」なんてことにしたくないからです。
誰よりも早く入会し、たくさん体験させた方がもっとも得する仕組みにしたいのです。(そもそも損得という概念もあまり適切ではないのですが・・)
ある人はこう言います。
「入会金を安くして、入会のハードルを下げて、年会費をバーンと取ればいいよ。」と
うちはまったく逆です。
入会のハードルが低くてはいけないのです。
我が子に対する深い愛情と、高い教育理念で入会していただかないと滝山ネイチャークラブの理念にそぐわないからです。
簡単に申し込みして、安易な気持ちで入会できるような仕組みではなく、募集要項と活動理念を深く読み込み、活動に対する深い共感を求めるからこそ、今時珍しい紙の入園願書を郵送で提出という形を取っているのです。
これだけでもかなり高いハードルです。
「ネットで簡単に送信、って出来ないの?」
出来るから何でもやっていいわけじゃない。
スマホで簡単に注文できる時代だからこそ、夫婦でよく考え、直筆で書いていただき、郵送の手間をかけて申し込んでいただきたいのです。(願書はワード形式もご用意していますので、ワードで入力、プリントアウトでも構いません。)
その手間の一つ一つが「親を親にさせる」と信じるからです。
子育てを支援するということは何でも手間を省けばいいというものではありません。
そのひと手間を「面倒なこと」と捉えるか、「子どものためにしてやれること」と捉えるかで親としての意識が違います。
私は、偉そうなことを言うつもりはありませんが、親としての喜びを保護者の皆様といっしょに共感したい、親としての喜びをお伝えしたいと考えているのです。
森のようちえん・アウトドアスクールは毎年、自動継続の仕組みであるのは、体験の機会を保障するためです。
年度末に更新料としてお願いするのは、継続の意思をお知らせしていただくためのものです。
ですから、森のようちえん・アウトドアスクールでは年会費ではなく、更新料という形でお願いしています。
本来は0円でもいいのですが、それでは意思確認にならないので、更新料を納めていただいています。
これが滝山ネイチャークラブの入園金、更新料に対する考え方です。
次回は、「なぜ月謝という仕組みにしているのか」についてお知らせします。
合同会社 滝山ネイチャークラブ
代表 堀岡正昭