代表コラム

保育を構造で考える

環境を設定し、体験を組み立てる保育デザインという考え方があります。 教育理念、保育理念から落とし込んできた保育の目的が効果的に達成される環境を選び、そこで行われる体験を構成します。 森のようちえんでは、子ども自ら環境に働きかける自由な遊びを...
代表コラム

機会を逃さず

「ほりちゃん、これ、何?」 先日の活動後、バスを待っていると慰霊碑を見つけた小学生が尋ねてきました。 「みんなちょっと来て。これはね・・。」 八王子裏高尾にある、いのはなトンネル列車銃撃慰霊碑は戦争末期の昭和20年(1945年)8月5日正午...
父母講座

子どもと虫について

「持って帰りたい!」 7月は雨も多く、虫のたくさんいるフィールドでの活動でした。 子どもたちは夢中になって虫を捕まえ、観察ケースに入れてじっくりと観察していました。 身近な生き物に関心を持ち、自分からよく見る習慣になればいいなと思います。 ...
代表コラム

保育を組み立てる

保育は非常に難度の高い仕事です。 実際の子どもを見て、子どもたちの興味関心に応じて働きかけを変えて、環境を設定し、プログラムを再構成しなければいけないからです。 計画通りにはいかないのです。 子どもの興味関心は目まぐるしく変化します。 子ど...
代表コラム

発達の原理

滝山ネイチャークラブの森のようちえんは、雨でも出かけます。 子どもたちは雨でも外に出かけることを楽しみにしています。 (遊びたい!)(体を動かしたい!)(外に出たい!) という欲求の塊のようです。 私たちは子どもたちの欲求に応え、より良い保...
代表コラム

子どもは仲間の中で育つ

親の育て方が子どもの人生を決めるという考え方は、親の心理的負担感を増し、親にも子どもにも余計なプレッシャーを与えます。 心理学者のジュディス・リッチ・ハリスは、親の育児による子どもへの発達の影響は、従来考えられていたほど大きくないと言います...
代表コラム

子どものお昼寝を考える

滝山ネイチャークラブの森のようちえんでは、お昼のお弁当を食べた後、お昼寝する子もいます。 森のようちえんは3歳から通いますし、プレ森のようちえんでは2歳児さんから参加できます。 まだまだ体力も少なく、普段より活動量が多いでしょうから、帰るま...
代表コラム

働く目的を考える

経営者として 「社長さん、もっとバーンと事業拡大しなくっちゃ。ダメだよ。」 滝山ネイチャークラブは、会社としては小さな会社ですから、こう言われるたびに「ああ、そうだ、経営者としてもっと事業のことを考えて、規模を拡大することを考えなくてはいけ...
代表コラム

未来につなげる循環システムの提言

1.非常食のローリングストック コロナ禍における災害時の避難場所についてスタッフで検討を進めています。 具体的には、一律に避難場所を設定するのではなく、災害や避難の目的に応じて避難場所を選定するという考え方です。 水害時にはここ、地震の時に...
代表コラム

子どもの欲求を適切に満たす

「もっと見たい」「知りたい」「やってみたい」 子どもたちの遊びたいという欲求を満たしてあげたいと思います。 だから私たちは、子どもたちを自然環境に誘い、子どもたちのやりたいという思いを大事にします。 実は、このやりたいという思いは内発的な動...