代表「今日のひとこと」

  • 自然保全だけでは自然を守っていくには不十分です。
    積極的に子どもたちを始めとして、人が自然の中に入っていかないといけません。
    でも、ただ入っただけでは結局荒らしてしまいます。
    子どもたちなら、事故と怪我が絶えません。
    自然とどうかかわっていくかを体験を通し、学び、継承していかないといけません。
    だから私たちは子どもたちを自然の中に連れ出し、体験させ、そこで安全に遊ぶ技術を身につけていくのです。
    その技術を伝えていってはじめて自然が守られていくのではないかと思うのです。
    https://taki-nature.com/mori/disseminate-techniques-for-playing-safely-in-rivers/

  • 失敗体験はする必要がない。
    他人の失敗を聞いて、我が事と捉え、他人の失敗から学ぼうとする意欲があれば、子どもに痛い思いをさせたり、辛い失敗体験はする必要がない。

  • 子どもをコントロールしようとしないこと。
    コントロールするのは自分自身の行動だけ。
    では、子どもに働きかけてはいけないのか。
    そんなことはない。
    放っておいたら事故と怪我の連続だ。
    それを防ぐためには、事前にコントロール出来ない子どもと活動を、観察と対応に充て、観察スキルを高め、適切な働きかけに努めるのだ。
    それには、経験、トライアンドエラーしかない。

  • 安全の質は実は、成功体験だけでは限界があります。
    失敗を積み重ね、失敗体験を振り返り、失敗から学ぶ人はより安全の質を高めることが出来ます。
    失敗はだめじゃない。
    でも、失敗だけだと凹んでしまうから、指導者は成功体験を積ませてやった方がいい。
    でもこれにも条件があって、向上心がある人だけ。
    向上心がない人がいくら成功体験を積み重ねても、継続にはつながるかもしれないが、向上にはつながらない。

  • 自分でコントロールできること、コントロールしなければならないことをイメージするのであって、他人を思い通りにするということとはまるきり違う。
    他人がどう思うとか、どうするとか考えたって仕方がない。
    じゃあ何も出来ないのかと言うとそうでもない。
    よく観察して、トライアンドエラーを繰り返すしかない。

    • 安全は、8割自分でコントロールできる。
      残り2割は対象をよく観察して、対策・対応を適切に行うことで安全に行うことが出来るが、100%は不可能。
      事前に、もしくは自分でコントロールできる領域を完全にコントロール出来れば、8割は保障される。
      ここまでは自分の責任。

  • 滝山ネイチャークラブの活動は安全なんです。
    スピリチュアルな言い方をすると、安全な活動を強く思い描いているからなんです。
    イメージトレーニング風に言うと、かなり具体的にイメージしているからなんです。
    実はみんな、あまり安全を思い描いていない。
    実はみんな、あまり具体的にイメージしていない。
    そりゃ事故も起きます。
    まあ、思い描くだけじゃだめで、それを実際に形にして、行動しないとだめなんですけど、それが出来れば8割は安全なんです。
    後の2割は想定外、予想外、自分でコントロールできないもの。
    逆に言えば、現場では、そこにフォーカスすればいいので、2割の領域に全力投球できるから高いパフォーマンスを発揮できる。
    安全を作る具体的な方法を広めます。

    • 実は事故もかなりイメージしています。
      事故のイメージは経験があるとよりリアルにイメージ出来るのでより効果的なトレーニングになります。
      こう書くと経験者じゃないと上達しないみたいですが、そんなことはない。
      経験者のエピソードを聞くことで想像力豊かな人、他人の失敗から学ぶ意欲の強い人は同じくらいトレーニング可能です。

    • いくら計画してもだめで、イメージすること、思いなんです。
      人はこれを馬鹿にするけど、そんなことに耳を貸す必要はなくて、活動にどれだけ安全に対する思いがあって、それをどれだけ具体的にイメージするか。
      イメージできないとしたら、そこが事故の原因。
      そのイメージできないところをイメージできるようにすることでその事故が防げる。

  • 水辺の危険が継承されていない。
    そう言う自分たちもきちんと受け継いでいたかと言うと疑問だ。
    しかし、中学生の頃、「危険、注意」の看板を無視してテトラポットまで泳いでいって、死にそうになった経験から、「大人の言うことは聞くもんだ」とも思う。
    これ以上行ったらやばい、という経験が継承されていない。
    それを嘆いても仕方がない。
    ならば、経験させないと。
    安全な経験だけでなく、子ども自ら「やばい」という経験を大人が見ている監視下で行う必要もあるのではないかと思う。
    昔は良かったとも、昔のようにすればいいとも思わない。
    現代には現代の体験があると思う。
    しっかり、子どもたちに経験させていきたい。

  • 自然の中で自由な遊びを通して行う幼児教育
    対象に応じて働きかけを変える保育
    写真に言葉を添えて伝える
    こうした3つの手法で保育の質を高めます。

  • 滝山ネイチャークラブ代表 さんが新しい記事を投稿しました。 2023年7月15日 5:21 PM

    写真と言葉で伝える 写真と言葉で伝えるというのは保育と相性がいいんです。 それと、ラインやチャットの普及に伴い広がってきたこのふきだし機能は保育の事例発表に最適なツールです。 なぜなら、保育という営みにおいて、子どもの声を拾うということがとても重要だからです。 このことは保育界の大御所、今井和子 […]

  • ルクミーもコドモンも、アプリを使うことが目的となって、本来の写真に言葉を添えて伝えるということがうまく行っていないように感じられます。
    アプリ開発者の方と現場の保育者がつながらないと、大豆生田先生が仰るような単なる写真付きのおたよりということなるのも仕方がないような気もします。
    ワードプレスも万能ではありませんが、こちらの方が安価で自由度も高く、きれいに見やすく表示することが可能です。

  • 子どもたちを野外に連れ出し、遊びを通した教育で子どもを育て、働く環境をクリエイトする。
    「質の高い教育は誇り高き教育者によって創られる」
    「良質で安全な野外教育は高度な専門性を問われる職業である」
    「教育とは本来、小規模で、少人数で行われるものである」

    新しい職業を創り、良好な人間関係に基づいた喜びと幸せに満ちた職場作りを提案していきます。

  • 滝山ネイチャークラブ代表 さんが新しい記事を投稿しました。 2023年7月13日 6:34 PM

    写真を使って保育を伝える 写真を使って保育を伝える、発信・配信するという手法は今でこそ普及してきましたが、保育界では実は最近のことなのです。 今から20年前に個人情報の保護に関する法律、略して個人情報保護法が成立し、教育・保育現場も大きく影響を受けました。 緊急連絡網がなくなり、教室の誕生児表もなくなりました […]

  • 今、保育界ではICT化の流れでかなり保育ドキュメンテーションが進んでいます。
    写真を使って保育を記録・発信するということですが、アプリ・ブログそれぞれメリットデメリットがあります。
    写真を使って保育を共有・記録・発信する、ということを広められたらと思います。

  • どうりで暑いわけだ。
    八王子、39度、最高記録更新だとか。
    珍しくエアコンつけて水分多く摂って正解か。
    みなさんもどうぞご自愛ください。

  • 写真を通して子どもの育ちを伝える。
    写真を通して保育を共有する。
    写真を通して自分自身を振り返る。
    保育ドキュメンテーションというものを通して、実は保育の質を高めることが出来る。
    写真を通して保育を伝える面白さを広げよう。

  • 滝山ネイチャークラブ代表 さんが新しい記事を投稿しました。 2023年7月10日 6:30 PM

    保育ドキュメンテーション 写真を使って保育を記録・発信するということですが、私は、「入り口は広く、奥深いもの」にしておけばいい、と思います。 そもそも、保育ドキュメンテーションという言葉自体が定着していないし、言葉や概念を普及させることは目的ではありません。 定義を議論することも構わないが、そんなことより現 […]

  • 滝山ネイチャークラブ代表 さんが新しい記事を投稿しました。 2023年7月7日 6:29 PM

    幼稚園・保育園のICT化 幼稚園、保育園でもICT化が進み、各園様々なドキュメンテーション機能を使った発信をしていることと思いますが、株式会社コドモン、ユニファ株式会社が現在有力なように感じています。 アプリを使った記録、発信については、現場の先生方の意見から、「初心者には良いが、細かい自由度は利かない」「ただフットワ […]

  • 滝山ネイチャークラブ代表 さんが新しい記事を投稿しました。 2023年7月5日 4:40 PM

    子どもが行きたくないって言ったら 子どもが園に行きたくないと言ったら、親としては困ってしまいます。 どうしたものかと悩み、でも行かせたい。 本当に体の具合が悪いのなら無理させてはいけませんが、私たちはその言葉の本質を探りたいと思います。 「本当は行きたいけど、行きたくない」 そんな感情ってあるのではないで […]

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