救急セットの考え方
滝山ネイチャークラブでは、薬は基本的には使用しません。
エピペンを含む、医師の診断に基づき処方されたものは対応致します。
消毒薬、ムヒ、かゆみ止め、虫よけスプレー等含め、保護者の方に相談なく使用することはありません。
絆創膏についても基本的にはしようしません。
葉っぱで切ったような開放性の傷について、開口部を塞ぐ目的で使用したり、または小さい子たちの安定のために使用する場合はあります。
怪我の程度というより、泣いて不安定な場合など、例えばアンパンマンの絆創膏を貼って、「これで大丈夫、痛いの痛いの飛んでいけー」などとする場合はあるかもしれません。
その際にも、絆創膏を貼った経緯をお伝えし、家に帰ったら剥がしてきれいに洗っていただくようお願いします。
子どもの怪我の多くは水道水が使えれば応急処置が済む軽微なものが多いと考えています。
泥や汚れをきれいに洗い流したり(洗浄)、傷口を冷やして(冷却)腫れや痛みを和らげることが出来ます。
森のようちえん活動では、水道水をウォーターボトルに入れて携行し、手洗いや洗浄、冷却のために使用します。
救急ポーチの中身については、代用の効かないものについては、備えておきたいと考えています。
爪切りや小さなハサミ、刺抜きやダニリムーバーなど、他の物では代用が利かないもの、きれいなガーゼやウェットティッシュ、感染症を防ぐグローブなどを備えています。
救急ポーチの中身については、都度見直し、補充・入れ替えを行う必要があります。
こうした情報についても、保護者の皆様と共有し、森のようちえん活動の時だけではなく、家庭におけるレジャーにおいても安全を広めていきたいと思います。
また医療関係者の方にも最新の情報を教えていただきながら、子どもたちの安全を健康を守っていきたいと思います。
森のようちえんの滝山ネイチャークラブ
代表 堀岡 正昭