考える子どもに育って欲しい。
誰もが(考えない子どもに育てよう)とは思わない。
自分で考える子どもに育って欲しいと願うが、果たしてそうなるように働きかけているかと言うと疑問だ。
自分で考えてとは言うが、「あれしなさい」「これしなさい」「あれしちゃだめ」「これしちゃだめ」が多すぎると、子どもは考えることを放棄して「どうしたらいいの?」になってしまう。
だから滝山ネイチャークラブでは、指示したり、禁止・制限の言葉がけが極端に少ない。
自分で考えることを大事にしたいのだから、考えることを保障して、考えを阻害するようなことを言わないのである。
大人も目的達成のために効果的な働きかけをするといい。
「考える子どもを育てるため」にその働きかけ、言葉がけは本当に効果的かどうか。
その言葉を言う前に、大人もちょっと、考えよう。
滝山ネイチャークラブ
代表 堀岡正昭