保育を行うのは現場の保育者である。
保育を行うのは、園舎でもなければ、園長先生でもない。
現場の保育者なのである。
だから、どんな保育をするかという責任は現場の保育者にある。
自分はやはり、いい保育がしたい。
自分にとっていい保育とは、子どもが自由に遊び、主体的に学び、そこに保育者も主体的に関わる仕組みだ。
それは、どこの幼稚園・保育園であっても出来る。
保育者個人の責任で自由にできるはずだ。
それでも滝山ネイチャークラブを起こして始めたのは、やはり、構造を変えたかったのではないかと思う。
少人数で野外で行う幼児教育
これは、どこの園でも出来ることではない。
少人数で行うといった時点で、行政の枠組みや採算の問題から多くの園が二の足を踏む。
だから、滝山ネイチャークラブは行政から独立して、認可園の道を選ばない。
採算の問題については、良いマーケットに巡り合えたことは大きいが、質の高いサービスを提供することで、それに見合った対価が得られる仕組みを作りたいと考える。
次に野外で行う言うと、やはり危険の問題。安全に対するリスクがあげられる。
人を対象に、しかもリスクの高い幼児を対象とするならなおさらだ。
しかしこの点についても、自負がある。
私は、子どもを自然にいざなうプロフェッショナルだ。
自然が良いのは誰もが分かっている。
いい保育がしたい。
だったら、答えは明白だ。
子どもを自然の中に連れて行こう。
安全のための技術と知識をさらに高め、危険を取り除けばいい。
だとしたらやらない理由がもはやない。
滝山ネイチャークラブを創って10年。
森のようちえんを始めて5年が経った。
安全のノウハウも積み重ねてきた。
次はこの教育構造を広げよう。
良いものは広まるといい。
技術と知識、そして経験。
そして何より、それにかける熱い想いがあれば誰だって出来るはず。
とにかく発信して届けたい。
今までひっそりと発信してきた代表ブログだけど、これからはこちらも大いに発信していきたい。
教育の構造を変え、働く保育者のやりがいにつなげたい。
子どもも保育者も、保護者も、みんなが幸せになる社会につなげたい。
滝山ネイチャークラブ
代表 堀岡正昭
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