ほうれんそう

報告・連絡・相談の頭文字を取ってほうれんそうとはよく言われることだが、何をどのようにとなるとはっきりと答えられる人はあまりいないのではないかと思う。
 ほうれんそうが大事とは誰にでも言えるが、じゃあいつ報告し、何を連絡し、どのように相談するかとなったら答えに困ってしまう。
 報告は状況を知らせるのが目的だからいつ、つまりタイミングが重要になってくる。遅すぎる報告はときに無いに等しい。状況の変化とは言っても、報告する相手の都合もあることから仕事の優先順位を理解したタイミングも重要。(「それぐらいのこと、いちいち報告するなよ。」とはよく言われる事。)いつ報告するか。
 それと同じように連絡は「どのように」その方法・手段が重要。情報の伝達が目的ならその内容に応じた連絡手段を選択する必要がある。直接会話で伝えるのか。メモでいいのか、メールか。それともきちんとしたビジネス文書として書き記す必要があるのか。
 また相談とは質問とは違う。相談とは分からないことを質問する事ではない。迷ったときに自分の意見を述べ、他人の意見や感想を聞き、相互に話し合うことである。これをはきちがえていることが往々にしてある。
 我々はそれを明らかにし、知らせる必要があるのではないかと思います。
 ほうれんそう。言うのは簡単。その中身は深い。

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