保護者との面談

保護者と面談をする機会もあると思います。

滝山ネイチャークラブでは個人的に面談を行うということはありませんが、幼稚園、保育園では個人面談などといって面談を行う機会もあると思います。

個人面談を行うねらいを考えて・・

まずはとても重要な、「座り方」ですが、

椅子はL字に設定してください。テーブル、机でも置いて、その上には花でも置いてください。

とにかく、机を挟んで対面は、「なし」 です。

取り調べですか。尋問ですか。

攻撃でもするのですか。

すべての人にとは言いませんが、相手に威圧感を与え、弱い立場の人ほど、信頼関係というよりは、上下関係を感じさせます。

とにかく、椅子はL字に設定してください。

こちらから「見ていますよ」「聴いていますよ」というメッセージは送るものの、相手には緊張を和らげ、視線をそらせる余地を用意しておくということが大事なのです。

僕?僕はおもてなしの人、愛のある人ですから、いつも花を用意しましたよ。当然です。本当はそこにお茶や飴でもあれば最高なんですが、さすがにそこまでは出来なかったので、残念でしたが・・。

最悪な例は、病院の診察です。(もちろんすべてのお医者さんがそうだとは言いませんよ。)

患者に顔も向けないで、モニターの画面やカルテを見ながら、「ハイ、薬でも出しておきましょうね。」

(あのね、僕はそこにはいませんから。ここにいます。)

もし、そんなお医者さんがいたら、僕はその人を信用しません。

そんな態度、人を相手にする人の仕事じゃありませんね。

まさか、そんな個人面談する保育者、いませんよね。

パソコンのモニターを見ながら、個人面談。

相手の顔も見ないで個人面談。

人を相手にする仕事、辞めた方がいいです。

僕たちは、人を相手に仕事しているんです。

モニターを相手に仕事しているんじゃないんです。

どこまで行っても人を相手に仕事しているんです。

対人援助技術の基本です。

椅子はL字。

向かい合って座ったら、僕は悪い生徒、あなたは正しい先生。

何も過去に心当たりがあるからだけでは、ありません。

技術だけの話ではないのです。関係の構築の話なんです。

保護者と良好な関係を構築しようと思ったら、自ずと態度も行動も変わるはずなんです。

対象に応じて働きかけを変えるということが大事なので、元々関係が良好なら、椅子なんてどうでも良いのです。

なかなか関係が築けない、対応が難しいと感じるのであれば尚のこと、配慮が必要です。

相手を責めて、相手を負かそうと思っていたら、良好な関係なんて築けるはずもありません。

 「そんなつもりはありません」

そんなつもりはなくても、相手にそう感じさせるのです。

そんなつもりがないのなら、尚のこと、知識と技術を身につけて対人援助のスキルを磨くべきです。

挨拶をする。

名前を呼ぶ。

ちょっと一言付け加える。

まずはこれだけです。

そんなつもりがないのに、保護者に誤解されるのは、挨拶していないからです。

挨拶しているつもりでも顔を向けて挨拶していないからです。

挨拶をしているつもりなのに挨拶をしてもらえないのは、名前を呼んでいないから自分に挨拶していると思われていないからなのです。

相手が「寒いね」と言っているのに、「そうですか?」じゃなくて、例え寒いと感じていなかったとしても、「そうですね」と返すのです。相手に反論するんじゃなく、そこはそんなムキになるところじゃなく、だから信頼されないのです。「もう顔も見たくない」と。

最初は簡単な挨拶で良いんです。「寒いですね」「お疲れ様です」「どうですか?」

明日から、挨拶をする、名前で呼ぶ、ちょっと一言付け加える、面談はL字で。これだけでグッと違うはずです。

相手は敵じゃない。パートナーです。

ほら、向こうも笑顔で返してくれるはずです。


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