子どもの感情を受け止める
子どもの感覚や感情を否定しないで、そのままを受け止めることが必要です。
転んで「痛い」と泣いていたら「痛いね」と言葉で感情を受け止めていることを伝えましょう。
例えそれが否定的な感情であっても、「暑いから嫌だ」という感情も「暑いね」「嫌だね」と共感的態度を示すのです。
身近な大好きな人に認められている、受け止めてくれたという実感は肯定的な感情になります。
「暑いと汗をかいてあせもになるから、外で遊ばない」
大事なことは何でしょう。
あせもにならないことでしょうか。
本当は健康であることではないでしょうか。
外でしっかり汗をかいて、汗をかいたらきれいにしてあげれば良いのではないでしょうか。
子どもにとって外で遊ぶことは必要なことです。
間違えた考えだとしたら、正しい方法を教えてあげればいいのです。
「外でいっぱい遊んで、汗をかいたらきれいにしようね」
自分で選んで、自分で決める。
そうした体験を繰り返すことで、判断の精度が高まります。
うまくいく確率が高まるのです。
自分で選んで、自分で決める。
子どもにとってそれは「遊ぶこと」です。
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