「落ちたら大変」
そう、落ちたら大変です。
落ちると思ったら止めるし、手を出して支えるのです。
でも、落ちないので大丈夫。
僕たちは彼女のことをよく知っているし、よく観察します。
大丈夫だと思えるから手を出したり、規制しないで見ていられるのです。
「落ちたら大変」
大変なのは、彼女?見ていた大人?
行動を監視、規制するのは本当に子どものためでしょうか。
僕たちは子どもたちのことを一番に考えます。
彼ら彼女らが「やりたい」という意欲を発揮して十分に満足してもらいたいと思うから、よく理解して、よく観察しようと思うのです。
その上で、行動を規制しないで安全にできる方法を考えます。
「怪我をさせたらどうしよう」ということはあまり考えません。
森のようちえんの親御さんは成長にはリスクがつきまとうということを理屈で理解しています。
親だから当然、我が子のことを心配します。
それでも滝山ネイチャークラブなら大きな怪我をさせないようにちゃんと見ていてくれると任せて下さっているから森のようちえんに預けるのです。
だから私たちは怪我を恐れません。
怪我を恐れて、「何か言われたらどうしよう」という保身に走り、大事なことを取り除いてしまったり、省略することなく、きちんと経験させようと思います。
それは一つ判断を間違えると大きな事故につながるリスクでもあります。
私たちも大きな怪我をさせようとは思いません。
だから、よく観察して、判断の制度を高める努力をするのです。
「これは大丈夫」「これは大丈夫じゃない」「見ていれば大丈夫」「すぐに止めないと危険」
長年の経験で分かります。
私たちは毎回毎回、判断を積みかさね、常に子どもの状態を見てフィードバックして、判断の精度、安全の質を高める努力を怠らないようにしたいと思います。
ソトアソビスクールで、子どもの「やりたい」を大事にした保育、幼児期に最も育てたい「意欲」を育む森のようちえんで「やりたい保育」を見つけに来ませんか。
滝山ネイチャークラブ
ソトアソビスクール
代表 堀岡 正昭