4月15日、森のようちえん

子どもたちだけの世界があります。

そんな時間と空間、遊びを大事にしたいと思います。

この日は天候が不安定だったこともあるのですが、山頂には向かわず、高尾神社で遊ぶことにしました。

広い空間はそれだけで心が解放されます。

思いっきり走って自由に体を動かします。

子どもたちと相談したら、ほとんどの子が「ここで食べたい」ということだったのですが、Sちゃんが

「どうしてもテント建てたかった」と言うのでお弁当の後はタープを広げてそこでもピクニック。

自分の思いを言葉で伝える。

対立を通して相手の思いと自分の思いの違いを知る。

そこに私たち大人が適切に関わり、それぞれの子どもの思いに寄り添い、お互いの思いを実現する方法を模索することに挑戦して欲しいと思います。

「じゃあSちゃん、お弁当食べたらテントやろうよ。」

タープを張ったら「じゃあここにシート持ってこようか」と言って取りに行く姿がありました。

 

少人数で行う森のようちえんだからこそ、出来ることがあります。

安全であることはもちろん、楽しくないと続きません。

遊びの中に子どもたち自身が学び、成長していける森のようちえんでありたいと願います。

 

いつもと同じ初沢山での森のようちえんですが、毎回違う姿を見せてくれます。

楽しむ心、人に対する信頼感。

新しいお友だちも増え、楽しみです。

来月もお待ちしています。

滝山ネイチャークラブ、森のようちえん

代表 堀岡正昭

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