探求的な学習において、問いを立てることが重要だと言われますが、幼児教育においては、探求の時間だけ問いを立てればいいという訳ではありません。
「これは何だろうね?」
「どうしてこうなるんだろう?」
探求の時間にいくら問いを立てても、「〇〇するの、嫌だー」と子どもがネガティブな発言をした時に、
「なんでそんなこと言うの!」
「〇〇しなきゃいけないでしょ。」
「今は〇〇する時間でしょ。」
と言っていないでしょうか。
そんな時こそ、
「〇〇するの、嫌なんだね。」
「どうして嫌なのかな?」
と問いを立てるのです。
これは質問ではなく、子ども自身が気づいていない感情の原因を自ら脳内対話し、感情の理由を探るきっかけを作るためです。
だから、
「なんで嫌なのか、言ってごらんなさい!」
「言わなきゃ分かんないでしょ!」
と詰問して、答えを言わせるようなものであってはいけません。
自己内対話のきっかけを作り、子どもが自分自身の感情の理由を自分で探ることが重要なのです。
探究活動の時間だけ、問いを立てればいいのではなく、子どもは成長過程において、様々な問いを自ら立てます。
それが難しい感情のコントロールを少しだけ手伝ってあげられたらと思います。



