この夏の安全を守るために

ライフジャケットを着けたまま子どもは流される。

ライフジャケットを着けているからと子どもから目を離してはいけません。子どもを見守る監視体制を作ることが重要です。流れの速いところではあっという間に流され、気が付いた時にはすでに見失っているということも。

アクアシューズが流されても取りに行かない。

ビーチサンダルは水辺の活動には不適です。専門家はそもそもビーチサンダルを推奨しません。アクアシューズやビーチサンダル、ビーチボールなど、流されてもあわてて取りに行かない。そのためには、水の中でアクアシューズを脱がない、水から上がってからアクアシューズを脱ぐことを徹底しましょう。

ライフジャケットを着けているから安心?

ライフジャケットを着けないと危ない所は、そもそも幼児には向いていません。そんな所に幼児を連れていくのは、かなり訓練を積んでいたとしても、幼児の発達を理解していない活動だと言えましょう。

水深だけで安全とは言えない。

ひざ下の水深だから安全とは言えません。水辺の危険は浅いから安心、深いから危険という単純なものではありません。

水深による危険についてはこちらを参照してください。

水深別の危険について
川の危険は一律ではなく、深さによって危険は異なると気が付き、少しまとめてみました。くるぶしくらいの深さ(10cm程度)この浅瀬で溺死というのは考えにくいです。よほど見ていないか、かなり放置しないと起こり得ないでしょう。しかし、この水深では、

安全は活動を多角的に捉えることから

子どもを野外に連れ出すと言うことは、水難の危険だけではありません。

不安定な川原は転倒の危険があり、水切りや石投げの投石による怪我の危険、熱中症の危険、不審者や連れ去りの危険、子どもを見失う危険など様々です。

子どもの着替えやプライバシーに配慮するのは当然のことながら、子どもの裸や着替え、お風呂の写真など、ネットに掲載することも撮影することも絶対ダメです。同性の先生であってももちろんダメです。

そのような園はもうないと信じますが、子どもの権利を守ることも安全を考える上では重要なことです。

 

私たちは上記の5つの視点から安全を提唱し、この夏も安全な活動に努め、そのためのノウハウ、考え、情報を共有します。

滝山ネイチャークラブ

 

 

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