保育技術のトレーニング

保育技術は日々トレーニングすることが出来ます。

車を運転していてもトレーニングです。

観察力を技術として高め、習慣化させるのです。

習慣化すればぶれずに、どんな状態の時でも比較的容易に行うことが出来るようになります。

歩いていてもトレーニングです。

ぼんやり歩いているだけではなく、周囲の状況に敏感に危険を察知する能力を高めるのです。

現代はどこから車が飛び込んでくるか分からない時代です。

周囲の状況に気を配り、車の動向も注意し、多角的に物事を観察する力を養うのです。

専門のSPの人には敵いませんが、子どもを守るというのはそういうことです。

360度、注意を張り巡らし、子どもの危険をいち早く察知し、危険を回避する能力を高めるのです。

「そんな大変なことやってたら、疲れちゃいます。」

そう、疲れちゃいます。

でも、技術を高め、習慣化しさえすれば何のことはありません。

周囲の状況に目を配ることが苦も無く出来るようになります。

何が危険で、何が体験としてやらせられるのかが瞬時に判断できるようになります。

野外で子どもを預かるというのはそういうことです。

現代は自然の驚異に加え、最大の危険は’人’です。

近づいてくる人を警戒し、にらみつけろというのではなく、気が付いたらアクションを起こす。

「こんにちは」と。

犯罪者の心理を少しでも理解すれば、笑顔で近づいてくるこんな男性に対して、犯行を起こそうという気は失せるというものです。

子どものみならず、周囲の状況に目を配っていれば見知らぬ人がいたら気が付くはず。

それに対して必ずアクションを起こす。

地域の人であれば、挨拶をするのは当然のことながら、不審者であればなおのこと、最初にアクションを起こすことで危険を回避することが出来ます。

回避することが困難であったとしても、より早い段階での対応が可能となります。

保育は日々トレーニング出来ます。

安全を守る観察技術、対応技術は日々磨かれます。

その安全の上に、子どもの楽しい活動があるのです。

安全を守る森のようちえんの滝山ネイチャークラブ

代表 堀岡正昭

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