代表コラム

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自由に遊んだその先に獲得するもの

子どもを自由に遊ばせる、というのは大変なこと。「子どもに遊びは必要」「子どもに自由を」ということに共感しても、自分がやるとなったら、多くの人がそうしない。(子どもに遊びは必要だけれど、遊んでいるだけでいいのかしら)遊びということを本質的に理...
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子どもが感じたことをそのまま受け止める

子どもたちが感じたことをそのまま受け止める。否定はしない。こう感じた方がいいとか余計なことは言わない。子どもが感じたことをそのまま受け止めよう。「そうなんだ。」「ふ~ん」「そうだね。」頷き、相槌を打ち、共感的態度で傾聴する。転んで「痛いよー...
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子を想う父親として

今はもう自分の子どもを川に連れて行くこともなくなりましたが、(大学生の娘はおろか、高校生の息子も「行かねーよ」だそうで)昔はそれこそ休みの日には毎週のようにそこかしこに連れて行っていたものです。(実際はそうではなくてもこう書くことで父親とし...
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感じることを大事にする保育

森のようちえん、サマースクールで川に向かう途中の公園で、セミの死骸に群がるアリを見つけました。この間、無言で観察する彼。「セミ」「アリ」「イッパイ」などと呟きながら、時間にして5分以上。一緒に腰を下ろし、一緒に観察に付き合うことにしました。...
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夏の活動場所について

活動を中止にした7月21日(土)、実際に現地調査を行ってきました。熱中症の危険を回避し、健康で安全な活動方法を探るべく、普段の活動場所から周辺に範囲を広げ、更なる可能性を検討しました。まずは移動距離について集合場所から活動場所までは1km程...
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人権を守る

滝山ネイチャークラブのスタッフには(ボランティアも含む)必ず守ってもらう指針があります。1つには、「子どもの人権を守る」2つ目には、「プライバシーを守る」3つ目に、「生命を守る」ということを徹底してもらいます。子どもを一人の人間として尊重す...
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考える子どもを育てる

考える子どもに育って欲しい。誰もが(考えない子どもに育てよう)とは思わない。自分で考える子どもに育って欲しいと願うが、果たしてそうなるように働きかけているかと言うと疑問だ。自分で考えてとは言うが、「あれしなさい」「これしなさい」「あれしちゃ...
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幼児の教育環境について考える

近所の公園に出かけた。ベンチに座って食後のコーヒーを飲んで気付いたこと。「何かが違う」広場もあって遊具やアスレチックもあるいい公園だと思う。それでもここに森のようちえんの子どもたちを連れてこようとは思わない。何故か。一言で言うと、「おもしろ...
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子どもを見るということ

子どもから目を離さない。事故が起きた時、責任ある親や大人(保育者)は自分を責め、子どもから目を離したことを非難されたと感じるかもしれません。だから、子どもをずっと見ていないといけないと思ってしまうのかもしれません。「でも、ずっと子どもを見て...
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教育の構造を変える

保育を行うのは現場の保育者である。保育を行うのは、園舎でもなければ、園長先生でもない。現場の保育者なのである。だから、どんな保育をするかという責任は現場の保育者にある。自分はやはり、いい保育がしたい。自分にとっていい保育とは、子どもが自由に...