代表コラム

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幼児の教育環境について考える

近所の公園に出かけた。ベンチに座って食後のコーヒーを飲んで気付いたこと。「何かが違う」広場もあって遊具やアスレチックもあるいい公園だと思う。それでもここに森のようちえんの子どもたちを連れてこようとは思わない。何故か。一言で言うと、「おもしろ...
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子どもを見るということ

子どもから目を離さない。事故が起きた時、責任ある親や大人(保育者)は自分を責め、子どもから目を離したことを非難されたと感じるかもしれません。だから、子どもをずっと見ていないといけないと思ってしまうのかもしれません。「でも、ずっと子どもを見て...
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教育の構造を変える

保育を行うのは現場の保育者である。保育を行うのは、園舎でもなければ、園長先生でもない。現場の保育者なのである。だから、どんな保育をするかという責任は現場の保育者にある。自分はやはり、いい保育がしたい。自分にとっていい保育とは、子どもが自由に...
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ザリガニ捕りで学んだこと

ザリガニが何か教えてくれるわけでは、ない。よく「自然が先生」とか「自然が教えてくれる」なんて言葉、使ったりもするけれど、実は、自然はただそこに在るだけで、何も教えてはくれない。私たちが主体的に、自然(環境)に働きかけていくことで、私たちが、...
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ガスバーナーの勧め

滝山ネイチャークラブのキャンプは調理に直火をあまり使いません。もちろん、焼きリンゴやマシュマロを焼くときは焚き火台を使って直火で楽しみます。普段の調理は誰でも使えるようにと、ガスバーナーをメインにしています。さすがに冬場はノーマルのカートリ...
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遊ぶ意欲を学ぶ意欲につなげる

森のようちえんの子どもたちを見ていると、意欲的な子たちだと思います。「もっと見たい」具体的な動作を会得している子も多いのです。「しゃがんで」「ひっくり返して」「掘ってみる」あるとき、虫好きの子どもにどこに虫がいるのか聞いてみました。「葉っぱ...
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そのうちテントも作るかもよ

珍しくキャンプネタをさて、ほりちゃんは何をやっているのでしょうか。答えは、得意の縫い物、ミシンですね。何を作っているかというと、これ。お泊りキャンプで使う大型ワンポールテントのキャノピー部分。雨の日に雨が吹き込まないように横の幕を縫っていた...
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キャンプの効果と習慣形成

キャンプは子どもに必要だ、という考えがあります。我が子にキャンプを経験させる親御さんもそのように考えることでしょう。私たちもそう思いますが、実は本当にいいのだろうかということを追跡調査した研究があります。その結果、予想通り非常に効果的だった...
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教育の中身としての「体験の質」と「働きかけの質」

少人数なら何でもいいのかというとそうではなく、そこで行われる教育の中身が問題です。私たちはその「体験の質」を高めていきます。その体験の中心に「自然の中で行う教育」を持ってきています。これについては言い訳は無用です。誰もが「自然の中で子どもを...
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教育の質としての「構造の質」

日本中の幼稚園・保育園の先生たちが子どもを自然に連れ出して遊ばせればいいのにと思っても、そうはなかなかうまくいかない(「野外で行う少人数の幼児教育」)と書きました。安全管理上の問題とそれを行う側の技術と経験不足の問題があると述べました。安全...