教育の中身としての「体験の質」と「働きかけの質」

少人数なら何でもいいのかというとそうではなく、そこで行われる教育の中身が問題です。

私たちはその「体験の質」を高めていきます。

その体験の中心に「自然の中で行う教育」を持ってきています。

これについては言い訳は無用です。

誰もが「自然の中で子どもを育てることはいい」ということを知っています。

危ないなら危なくないように環境を再構築したり、プログラムを工夫したり、フィールド選定を対象に応じて変えるべきです。

では、少人数で自然の中で教育すれば何でもいいのかというと、それでも「NO」です。

自然の中に子どもを連れて行っても、そこで保育者が

「だめ、だめ」

「あれしなさい、これしなさい」

と禁止や指示、命令では期待する教育的な効果は低いというものです。

だから私たちは、「体験の質」と「働きかけの質」を併せて向上させることを目指すのです。

「構造の質」「体験の質」「働きかけの質」

私たちがやっている活動は、これらを少人数で自然の中で行う良質な幼児教育として実現しようという試みです。

決して教育のスタンダードにはなり得ないかもしれませんが、今の時代、子どもたちにぜひ経験させておかなければならない体験には違いありません。

ぜひ多くの皆様のご支援をお願いして、こうした思考と実践が少しでも広がることを期待しています。

滝山ネイチャークラブの森のようちえん

代表 堀岡 正昭

LINEで送る

コメント

タイトルとURLをコピーしました