今回の津波情報で、私たちは何を学ぶべきか。
自然学校の先輩が情報を発信してくれたので、共有します。
今日はB&G鋸南の活動のお手伝いで、町内の子どもたちとシュノーケリングの予定でした。津波注意報を受け9時過ぎに海は中止。荒天時プランの室内で町内の海で撮影した魚の写真をスライドショーをしたのちプールでシュノーケリング講習は行うことに。。。注意報から警報に代わりスライドショー途中の10時ごろにはこの日の活動がすべて中止。そして施設は避難所へと変わる。参加の子どもたちの各家庭への連絡ほか目まぐるしい状況に職員の皆さんはテキパキ対応。私たちも邪魔にならないように急いで撤収。東京から来たスタッフの帰りのバス状況を把握しにバス乗り場へ。近ければ、ネットで調べるより行って聞くのが早い。この状況のためなのか、すぐのバスしか空きがなく即予約。この間3時間。お昼を食べてスタッフを送り出す。
自分たちには津波は関係ない?
そう思ったら事故になる。
津波注意報、津波警報が出るということはこういうことです。
活動はどうする?
避難したら、子どもたちはどうする?
保護者への連絡は?
そして、スタッフの帰宅は?
午前8時25分、東京都立川市を震源とするM8.7の地震が発生したとして想定する。
その日の活動はどうする?
中止なら、どうやって連絡する?
すでに自宅を出ている保護者、スタッフはどうする?
その後の対応は?
これが活動中、午前10時30分なら?お弁当を食べている時間ならどうする?
帰りのバスを待っている時に発生し、道路が混雑、バスも運休しているのか来ない、HP、京王バスにも連絡がつかない。
タクシーを呼ぼう。
子どもたちの健康管理、熱中症対策は?
保護者に連絡するも、返信がない、確認が取れない保護者はどうする?
お迎えが来るまでどこで待つ?
最悪の状況を考え、3.11レベルの災害だとしたら、連絡がつかない、お迎えも来れないかもしれない、そのような状況で、子どもはどうする?
スタッフはどうする?
電車は運行しているのか?
帰しても、帰宅困難にはならないか?
この災害がどのぐらいで復旧するのか?
都市機能マヒという状況になったら、事業の再開、継続は?
このような状況をどれだけ具体的にイメージできるか。我が事として捉えられるか。
私たちは想像することで、体験できる。
体験しなくてもいいことは体験しない方がいい。
でも、体験しないと分からないこともあるから、だから、私たちは想像する力を高めて、あたかも実際に体験したかのような感情や感覚を含めて、疑似体験する。
我が事として捉え、自分たちの活動の対策を改めて確認し、安全の質を高めていきたいと思います。
いつもありがとうございます。