ポートフォリオ

写真でイメージを共有する

理念を明確にするに当たって、自分が何を大切にしているのか自分自身が知らないといけません。

写真を使った理念共有の方法をワークを通して学びます。

たくさんの保育実践や子どもの姿、遊びの様子からあなたが選んだ写真があなたが大切にしているものです。

最初は直感で構いません。

選んでいく中で共通のイメージが見えてきたら少しずつ理念がはっきりしてきたということです。

出来れば、その選んだ写真にキャプションをつけましょう。

始めは付箋でも良いし、写真データならワードに貼り付け、コメントを書いてみましょう。

そしてその写真を誰かに見てもらい、あなたの理念を伝えましょう。

可能ならブログやポートレートとして発信することで、あなたの理念を伝え、あなたの理念を明らかにすることに役立つはずです。

これを繰り返し行うことで理念がより明確になるはずです。

この保育理念をさらに深める手法として、今度は写真を撮ってみましょう。

保育現場では禁止されている場合があるかもしれませんが、保育技術のトレーニングです。

研修の一環として取り入れていく価値があります。

撮り方には工夫が必要で、いつでも撮りたいと思った時に撮れる携帯性や機動性あるカメラであること(防水や防滴、耐衝撃性など厳しい環境でも使える機種が望ましいです。)、動画や連写機能は使わないこと(一瞬を切り取ることに意味があります。一発勝負、場面を切り取る写真でないと保育技術のトレーニングになりません。)、ズーム機能は使わないこと(子どもの側に寄り添わないと見えてこないものがあります。望遠カメラではなく、単焦点レンズを使用したり、ズームレバーを広角に寄せて使いましょう。)などです。

最初はうまく撮れないかもしれませんが大丈夫です。

写真技術を高めることが目的ではなく、保育技術を高めることが目的なので、撮った写真から見えてくる保育観を自ら振り返り、自分の保育を高めることに注視しましょう。

ワークでは、皆さんが撮った写真を観ながら、見えてくること、感じること、それぞれの保育観について発表していただきます。

ご自身の課題やブレずに撮る方法など気づきや分かち合いの時間となります。

自分の価値観、保育観を一般化し、理念に落とし込む

何となく「いいね」と選んだ写真は感情で選んだ写真です。

その感情に理屈をつけて、「なぜいいのだろう?」と考える保育を一般化する作業が必要になってきます。

この写真から何が育つと言えるのか。

どんなことを大切にしたいと思うのか。

何を伝えたいのか。

それを明らかにする作業が必要です。

自分の価値観、保育観を一般化し、理念に落とし込む必要があります。

 

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