まずは感情的にならないこと。自分自身の情動をコントロールできること。社会人として最低限必要でしょう。
次に組織といってもブレーンストーミング、自由な雰囲気を醸し出さなければならない。「なんか言ったらこう言われそう。だから言うのよそう。」となっては組織の発展はないと思う。
そして人は「(誰かに)育てられる」のではなく「(自ら)育つ」のであって、「育ててやる」なんていうのはおこがましい。自ら育つ動機付けをしてやることが大事で「やろう」とする意欲を引き出しモチベーションを高めていくことが必要だろう。
具体的な指導方法については実は我々は教育・訓練を受けていない。古い精神論だけで「盗み・学べ」だけでは極めて非科学的で効果の低い方法であろう。OJTを学び、効果的な人材育成を知りたい。日常のアクションの中にプラスのストローク(働きかけ)を意識し、コーチングを学び技能を習慣化させる。コミュニケーションワークを身につけたい。
後輩として
危機意識を持ち、キャリアアップが必要。キャリアアップには3つの要素がある。1つはやれること。(I can)保育実技を身につけ、知識や技能を幅広く養うことが必要になってくる。そのためには24時間保育を見つめること、いつどこでも保育のことを考える。保育に還元できる要素を抽出する。他業種、他業界にも学ぶ点は多々ある。また、講習会や研修に積極的に参加し、資格取得も有用である。保育に関する投資にはお金を惜しまない。本や教材、時間も自分自身に対する投資と考える。2つ目はやりたいこと(I want)を深め、広げる。自分自身の人生設計や保育観、こうありたいといった理想を明らかにすることが目標設定につながり、自分自身でモチベーションを高めていくことにつながる。3つ目はやるべきこと(I must)これがないとやりたいことも出来ないし、やれることを発揮する場も与えられない。この3つがうまくバランスし、自分自身をスキルアップしていくことがキャリアアップにつながり、終身雇用が崩壊した現代、生き残っていく術となる。ちなみにサービス精神というのは対人援助技術者の場合、やれること(I can)につながる。我々がいうサービス精神というのはノルマ(I musu)ではなく、ホスピタリティーに基づく、知識と技術
の総体であり、それの獲得がスキルアップもつながる。
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