僕は結構欲張りで、一つのことだけじゃ納得しない。2つから3つぐらいは手に入れたい。
子どものためだけじゃだめ。自分たちスタッフのため、そして保護者のためにもならないと。
何のことかというと滝山ネイチャークラブの存在理由とその対象について。
もちろん、子どもの幸せと成長を願い、その目的達成のために効果的な方法を探り、専門的な知見に基づく「森のようちえん」という事業を行っている。
でもそのことは自分たちスタッフの不幸や犠牲の上には成り立たない。
本当の幸せとは、誰かの犠牲や苦痛の代償としてあるのではなく、そこに関わるすべての人々の幸せが集まったものだと信じている。
スタッフ一人ひとりも幸せにならないと本当の意味で、子どもたちの幸せはあり得ないのだと思うのだ。
そしてそれは保護者にとっても然り。
保護者の皆様も幸せであってもらいたい。
私たちが保護者の方のために何か出来るとか、そんなおこがましいことは思わないが、それでも保護者の皆様も幸せであっていただきたい。
そうでないと我々スタッフ一同、滝山ネイチャークラブにとっても真の成功はあり得ないのだ。
私はそこにもう一つ、社会にとって意味のある団体であり、活動でありたいと願う。
本当に欲張りだね。
ソトアソビスクールで体験し、学ぶスクール生も入れて五方良しだ。
「売り手良し」「買い手良し」「世間良し」の三つの「良し」。そんな近江商人の心得を大事にしながら、 みんなが共に成長し、幸せであり、そのことが社会貢献につながる滝山ネイチャークラブの理念を大事にしたい。
滝山ネイチャークラブ
代表 堀岡 正昭
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