『飛んで火にいる夏の虫』


作詞・作曲 horiT
1.
ママに言わせりゃゴキブリと
どこが違うのと言うけど
ぼくから見たら宝石と
同じくらいに価値がある
ある日ママがこう言った
「くさいから逃がしなさい」
ある日ママがこう言った
「汚れるから逃がしなさい」
そこでぼくは考えた
「庭で飼うならいいでしょ」
夜になって「おやすみ」と
ゼリーをたくさん入れといた
朝になって驚いた
カゴの中にはカブトムシ
朝になって驚いた
カゴの外にもカブトムシ
飛んで火に入る夏の虫
飛んで火に入る夏の虫
2.
呆れてたのはママの方
逃がすつもりが増えていた
「何てとこなのこの辺は?!」
よく見りゃ周りは山ばかり
そう言えば死んだじいちゃんも
こんな話をしてたっけ
「畑の周り 掘ってみろ
まんじゅうむしが ごろごろだ」
じいちゃんそいつがカブトムシ
じいちゃんそいつがカブトムシ
朝になって驚いた
カゴの中にはカブトムシ
朝になって驚いた
カゴの外にもカブトムシ
飛んで火に入る夏の虫
飛んで火に入る夏の虫
じいちゃんそいつがカブトムシ

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