保育者の働きかけ

出来ないことは やってあげる。

やり方がわからないなら、やり方を教えてあげる。

練習の機会を与える。

やろうとしているなら、時間がかかっても、待ってあげる。

やろうとしていないのなら、やる気が出る、動機付けを引き出す。

自分からやっているのなら、邪魔しない、余計な口出し、手出しをしない。

 

実に多彩で、あの手、この手で、働きかけていくのです。

やることは実に単純。

しかし、この対応を間違えると大変なことになる。

「出来ないから、やって」と言っているのに、「自分でやりなさい」はないでしょう。

やり方がわからないのに、待っててても出来るようにはならない。

練習の機会を奪って、こちらでやってしまったら上手になれない。

やろうとしているのに、急かしたり、怒ったり、こちらでやってしまったら・・、だめですよね。

自分でせっかくやっているのに、邪魔したり、余計な口出しや手を出してしまっては水の泡。

もっとも難しいのが、やる気を引き出すこと。

働きかけはトライアンドエラー。

対象をよく観察して、自分でどうしたらいいかよく考えて、実際にやってみないと結果は分からない。

なぜなら、対象は一人一人異なる子どもが対象であり、しかもその時その時、同じ状態ではないからです。

上記のようにセオリーはあるものの、愛を持って、やってみよう。

積極的に環境に、対象に、働きかけていこう。

答えは、そこにある。

 

 

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