人を「育てる」のか、人は自ら「育つ」のか

人は「育てる」のではなく、自ら「育つ」のではないか。

滝山ネイチャークラブのソトアソビスクールでは、人材育成、人材養成と言いながら、教え込むということをあまりしない。(「語る」ことは多いな。)

子どもを育てる人を育てないといけない、と思いながら、果たして育てているのかという疑問がわくが、最初の「自ら、育つ」のではないかと思うのだ。

では、放っておいて「育つ」かというとそんなことはない。

森のようちえんの子どもたちを振り返ってみると、教えるということはあまりしていないけれど、「自ら、育つ」環境を整えている。

「育つ」というのは、環境を因子とした自らの行動変容であるとするならば、外的コントロールによって行動を変容させられているというのは、実は「自ら育っている」とは言えないのではないか。

私たちは、本質的な良質な変化を期待し、そのために効果的な働きかけをして成長を促していくのである。

やはり、「育てる」のではなく、人は自ら「育つ」のだ。

では、その「自ら、育つ」環境とは。

滝山ネイチャークラブ

ソトアソビスクール

堀岡正昭


滝山ネイチャークラブのスタッフについて

滝山ネイチャークラブのソトアソビスクールでは、森のようちえんの活動に参加するに当たって、資格や経験、能力を問いません。

それよりも大事なことがあるからです。

意欲と行動力です。

活動に際して、細かい動作や行動を求めません。

大切なことは自分で考え、自分で判断し、行動する主体性です。
しかしながら、安全の質が下がることはあってはならないので、最低限の安全講習を全員に受講していただくことを参加条件にしています。

また、活動に参加するに当たって、行動指針と活動の目的が明らかでないと、考える基準がバラバラでは困るので、理念の話をします。

滝山ネイチャークラブが大切にしている価値観や理念、活動の目的を明確にしさえすれば、参加を希望する思考力の高い皆さんが自ら目的達成に効果的な方法を探るはずなのです。

そして、実際の活動は子どもと関わる楽しい体験を通して、たくさん子どもと関わることでご自身の幸せと成長につなげて欲しいと願っています。

当然、私たちの活動は高い専門性に裏付けられた活動ですから、科学的な知見によって実際の行動を振り返り、より良い働きかけに改善する努力が求められます。

このようにして、滝山ネイチャークラブの森のようちえんは、安心と安全、そして高い教育効果を組織的に生み出す努力をしています。

大切なのは、マニュアル人間を作ることではなく、理念に基づく行動と目的達成に効果的な行動をチームで行う仲間作りです。

そうした理念経営、理念保育を行う滝山ネイチャークラブの組織力も高めていきたいと思いますので、応援をお願いいたします。

滝山ネイチャークラブ

代表 堀岡正昭