遊び場所の選び方

1.遊び場所の選び方

「都内の保育園だから自然体験なんて無理ですよね。」

「園庭がないから森のようちえんなんて出来ないんです。」

そうは思いません。

都内の保育園でも、近くの公園やお庭のプランターの花一つでも自然体験は可能です。

園庭がなくても、窓を開けた時に入ってくる風を感じることで大切なことは伝えられる。

究極的にはどこでも出来る。

じゃあどこでも良いのか。

滝山ネイチャークラブは場所を選びます。

より高い教育効果を狙うから場所を選ぶのです。

その基準とは

(1)変化に富んでいる

子どもは変化を好みます。成長に変化はつきものです。成長欲求の高い子どもたちが変化を好むのは当然です。これは幼稚園・保育園のお部屋を見てもそうだと思います。がらんとした室内ではなく、様々な工夫で変化に富んだ環境を用意しているはずです。

自然環境においてもより変化に富んだ環境を選びます。地形には起伏があり、木や花があり、虫や小鳥、石や木の実にあふれています。

子どもには変化に富んだ環境を用意しましょう。

(2)発達に合っている

では、0歳の子どもを北アルプスという過酷な環境に連れ出したとしたらどうでしょう。そこが子どもに合った環境だとは思わないはずです。それは0歳の子どもの発達を知っているからです。どんな良質な環境であったとしても、子どもの発達に合っていないものは良くないのです。

子どもの発達を理解し、さらには子どもの個性を理解し、その子自身に合った環境を用意しましょう。

(3)魅力にあふれている

では、変化に富んだ、発達に見合った環境を用意したからと言って、必ずしも子どもがそこで遊ぶとは限らないのです。

子どもはそこで「遊びたい」と思い、自ら遊び出していく動機づけが必要なのです。

どんなに良質な環境だったとしても、無理やりやらせたのでは教育的な効果は上がりません。

子どもが自らやりたくなるような魅力ある環境であることが重要です。

 

ちなみに変化に富んだ環境という点では、上下左右、空間認知においても変化に富んだ環境、具体的には斜面があったり、あえて死角があったり、春夏秋冬季節を通した変化という点でも様々な生態系がそこに存在しているということも必要な要素と言えます。

 

ワーク1

具体的な対象とフィールドを想定し、実際の遊び場を選んでみましょう。