平日、プレ森のようちえんの夏は、裏高尾の涼しい川に出かけます。
浅瀬で、冷たく、気持ちいい水辺の体験にしたいと思います。
小さい子でも体格に合ったライフジャケットを着て、安全です。
子どもの行為は行為そのものに意味がある
バケツに水を汲んでは、せっせと運び、
じゃーと流す。
これの繰り返し。
それがおもしろい。
大人には、非合理的に見えるかもしれませんが、子どもの発達においては、これが最も合理的なんです。
自ら行う。
何度もくり返し行う。
楽しんで行う。
最も学習効果の高い方法です。
子どもの興味関心はどこに向くか予想外。
でもそんな子どもの興味関心を大事にして、私たち大人も楽しんでいきたいですね。
「もっと深いところ、行こーよ」
深いところまで連れていってくれました。
川の活動に限らないことですが、本人が怖がることはやらせません。
例え他の子が煽ったとしても、嫌がることは無理強いしません。
その子たち、一人一人のペースに合わせます。
逆に「行きたい!」「やりたい!」という子には、能力をはるかに超えた挑戦でないか見極め、傍で見守るようにします。
やろうかやるまいか、行こうかどうしようか、脳内で行われる葛藤体験こそ、重要だと考えるので、「あなたには無理」とも言わないし、「出来るからやってごらん」とも言いません。
無理かどうか、出来るかどうかは本人が決める問題です。
その上で、無謀な冒険ではないか、子どもの危険予測を超えた危険は隠れていないか、子どもの安全を守るために、子どもの近くで見守るのです。
そこにいる、という存在確認だけではなく、子どもの表情や遊びの様子を確認し、心理状態や体調を把握することが大事なのです。
この夏も、毎週金曜日、プレ森のようちえんは安全な川遊びに出かけます。
ぜひご利用下さい。
幼稚園・保育園の勤務経験から丁寧な対応を心掛けています。
保護者の皆様も、ブログ等で八王子裏高尾の涼を楽しんでいただけたらと思います。
次回もお待ちしています。
滝山ネイチャークラブ
プレ森のようちえん
堀岡正昭