落ち葉を拾って遊んでいると、ふと地面に写った自分の影に気が付きました。
園で習ったのでしょうか。それともお母さんと一緒に遊んだのでしょうか。
影絵に振り付きで歌ってくれました。
「遊びを壊さない」
保育ではよく言われる言葉ですが、子どもが夢中になって遊んでいるのを大人が見て、「それは〇〇ね」とか「もっとこうしたら?」などと言葉をかけることで遊びが消滅してしまうことがあります。
私たちは子どもの遊びを大事にし、少なくとも遊びを壊さないようにしたいと思います。
「思考・想像を育てる」
私たちは目には見えないものを育てようとしています。
脳内で行われている思考や想像は目には見えません。
子どもが考えていることを想像するのです。
そして今、脳内で行われている思考していること、想像していることを阻害しないようにしたいと思います。
「子どもの遊びを肯定的に捉える」
口で言うのは簡単。でも実際にやっているかどうか、出来るかどうかというと別です。
私たちはまず子どもとの距離感を大事にし、離れすぎず、無用に近づきすぎず、しゃがんだりして子どもと目線を合わせること、表情柔らかく、微笑んだりして肯定的な雰囲気を形成することに努めます。
子どもが振り返った時に大人がどんな表情や態度でいるか?
もしかしたら子どもは振り返らずとも、肌でこちらの意識やその場の雰囲気を感じているかもしれません。
森のようちえんというと、ダイナミックに体を使った遊びに注目されがちですが、私たちは目には見えない力を育てたいと思います。
その、目には見えない力を丁寧にお伝えして行きたいと思います。