子どもが転んで泣いていたら・・

子どもが転んで泣いていたら。

倉橋惣三はその著書「育ての心」で「泣いている子がいる。涙を拭いてやる。泣いてはいけないという。なぜ泣くのかと尋ねる。弱虫ねえという。・・・随分いろいろなことはいいもし、してやりもするが、ただ一つしてやらないことがある。泣かずにはいられない心もちへの共感である。お世話になる先生、お手数をかける先生、それは有り難い先生である。しかし有り難い先生よりも、もっとほしいのはうれしい先生である。そのうれしい先生はその時々の心もちに共感してくれる先生である」と述べていますが、私たち保育者にとってもっとも重要な心構えの一つです。

では共感とは具体的にどういうことでしょう。

共感的態度は必要だと分かっていても忙しかったり、感情的になって、出来ないことがあります。

案外、共感というのは抽象的な概念で実際はどうしたらいいか難しいものです。

そこで、共感的態度を細分化して、その要素を言語化して考えるのです。

まずは子どもの感情を言葉にして、耳から聞かせてあげるのです。

「痛かったね」

「嫌だったね」

「こういう理由で泣いているんだね」

泣いている理由を言葉にして、子どもに伝える。

本来なら我々大人が、自分の人間性として自然に出来ればいいのですが、それが難しければ「泣いている理由」を言葉にして伝えることから始めましょう。

そうすることで子どもの脳内では自分が泣いている理由をフィードバックして、自分の感情と感覚の意味が分かるようになります。

「そうだ、こんな気持ちなのは転んで痛かったからなんだ。」

大人の態度や習慣を変えるのは大変ですが、具体的な行為・行動を言葉にしてトレーニングすることで技術は向上させることが出来ます。

子育ての大変さは技術で補うことが可能です。

子育てはすばらしい。

子どもの人格を尊重し、思いを受け止めていきたいと思います。

子どもが転んで泣いていたら・・

「痛かったね」と子どもの感情をそのままに言語化し、泣いている理由が分かったら「〇〇の理由で泣いているんだね。」と言葉にしてあげることです。

 

・子どもの感情をそのまま言語化する。

・泣いている理由を言葉にして伝える。

 

では、泣いている理由が分からないときは?

子どもの感情や行動の理由が分からないときがあります。

次回に続きます。

滝山ネイチャークラブ

代表 堀岡 正昭

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