生き物との出会い

今年の夏も実にたくさんの生き物と出会うことが出来ました。

たくさんの虫に出会い、触れて、感じる。

実際に触ってみることで、扱い方、かかわり方を学んでいくのだと思います。

「うわーっ、すっごーい!」

そんな感動体験が次への体験の動機づけとなります。

子ども時代には、知識よりも体験重視

テキストやウェブでは得られない心が揺れ動く体験であって欲しいと願います。

無用に怯え、体験の機会を損ねるのではなく、正しく恐れ、よく観察することで安全を守ることができます。

子どもたちにとって魅力ある環境がもっとも子どもたちの知的好奇心を刺激します。

タブレットは置いて、実際に触ってみよう。

この感覚は君たちが大人になっても忘れないことだろう。

あのむせるような草の匂いとともに、ひと夏の楽しかった思い出は一生残る。

はかない命にふれた楽しかった思い出は、短い夏の記憶として残るだろう。

すべての生き物に感謝して、今を生きる。

ありがとう

そしてまた会おう

森のようちえんの滝山ネイチャークラブ

代表 堀岡正昭

プログラムの組み立て方編

子どもに合わせるから無理がない。

計画に子どもを合わせると無理がある。

あれも経験させたい、これも経験させたいと活動を詰め込むと無理させることになる。

無理させると時間と気持ちに余裕がなくなるので大事なことを誤ることがある。

こうしなければならない、という縛りから自由になって、目の前の子どもと向き合い、子どもの状態に活動を合わせることを考えると楽になる。

保育は計画ありきではなく、子どもありき

遊びと子どもの状態を観察し、それに合わせて活動を変化させていく”対象に応じて働きかけを変えていく保育”。

安全で楽しい活動のヒントはここにあります。

森のようちえんの滝山ネイチャークラブ

代表 堀岡正昭

活動の終わり方編

「もっと遊びたい!」

私たちがもっとも育てたい子どもたちの意欲です。

でも、そろそろ帰らなければいけない、活動を終わらせなきゃいけないって時、こう言われると困りますよね。

実は、活動(遊び)にはリズムがあり、遊びが始まり、段々盛り上がり、やがてピークを迎え、終焉していくのです。

グラフでいう B の時点で、子どもたちが「もっと遊びたい!」と言ってたとしたら、それはすばらしいことです。

でも、C の時点でそう言われると困ってしまうのではないでしょうか。

C の時点では体力的にも疲れ、集中力も切れ、水分補給や休憩が必要な時間かもしれません。

その時に適切に働きかけなかったら子どもの健康を阻害し、事故やけがの危険にさらしてしまうかもしれません。

実は、保育園における子どもの事故の多くは夕方に発生しています。

午前中の活動中に転倒して脳外科を受診するということはほとんどありません。

疲れがたまり、集中力も欠ける時間帯に怪我が発生するのです。

では、どうしたら怪我が防げるのか。

グラフの C の時点で手を打っていたのでは遅いのです。

遊びが盛り上がり、ピークを迎え、少し落ちてきたなという頃合いを見て、「そろそろお茶にしようか。」「そろそろ休憩しようか。」などと、リズムを変えてあげる必要があるということです。

B の時点では遊びが盛り上がっている最中なので、休憩するとは言わないだろうし、C の時点では疲れてはいるものの、気持ちの上では意欲が勝り、正しい判断が出来なくなるものです。

でも、ピークを迎えて、少し落ちてきた頃合いなら、本当に遊びが満足した状態なら、「うん、休憩する。」となるはずなんです。

事故やけがの少ない活動というのは、活動中の適切な見守りもさることながら、実は、活動後半の適切な働きかけ、指導がとても重要なのです。

子どもの主体性を重んじるあまり、保育者の指導性を否定する考えもあります。

それは、子どもの主体性を育てるB の時点で指導性を控えればいいのであって、子どもの健康と安全を守る保育において、指導性が必要ないということはないのです。

もちろん、その指導性が子どもの人格を否定したり、頭ごなしに押し付けるものであってはいけません。

子どもが満足して、本当に信頼している保育者から「いっぱい遊んで楽しかったね。いっぱい遊んで疲れたから休憩しようか。」って誘われたら、「楽しかった!お茶飲む!」ってなるはずです。

うまくいくことばかりとは限りません。

でも、「今は子どもの主体性を尊重する場面だから意見を言うのは控えよう。」「満足したかな。そろそろ子どもも疲れてくるだろうから休憩の声掛けしようかな」と、保育者の働きかけを意識して行うことで遊びのピークを見極める保育者の目が養われてくるはずです。

特に水辺の活動は、疲労に加え、熱中症の危険、低体温症の危険、疲労から来る怪我の危険など様々な配慮が必要となってきます。

それを見計らうために、私たちは子どもと一緒に水に浸かって遊ぶのです。

何分遊ばせたら何分休憩させたらいいか、それは条件によって変わってくるのです。

答えは目の前にあるのです。

子どもの状態を見る目を養い、トライアンドエラーを繰り返すことで判断の精度を高め、自分たちの実践に自信を持っていくのです。

誇りある保育者がこの夏も多くの子どもたちの豊かな体験を支えることを願っています。

頑張りましょう。

 

保護者の皆様へ

遊びの盛り上がりを見極めることで、例えば公園に連れて行って帰る時なんかにも同じことが言えます。

最初は難しいかもしれません。

遊びのピークを迎え、少し落ちる時には微かな変化があるはずです。

例えば動きが緩慢になるとか、言葉が少なくなるとか、その時に休憩に誘うとうまく乗ってくれるというタイミングがあるはずです。

それを掴めるだけでストレスはぐっと減るはずです。

子どもの意欲を育て、子どもの健康と安全を守る保護者の皆様の子育て、心から応援しています。

 

森のようちえんの滝山ネイチャークラブ

代表 堀岡正昭

川遊び計画編

川遊びに限らず、水辺の活動は、場所をどこにするかで安全が大きく左右されます。

川遊びの場所は、幼児に合った、浅瀬のある、見通しのいい場所を選びましょう。

そして、水が澄んだ、比較的上流を選びましょう。

幼児に合った魅力ある環境を選びましょう。

そして、木陰で涼しく、休める場所があることは熱中症対策にとっても重要です。

プロはこの他にも多くの視点で場所を選んでいます。

・浅瀬でストレートで見通しが利くこと

・子どもの年齢発達に合った変化のある環境であること(流れや深さなど)

・木陰で休むところがあり、熱中症にも気を付け、健康に過ごせること

少なくともこの3つぐらいを押さえておけば安全の質は高まると思います。

この夏も健康で、安全な水辺の活動にして、楽しい夏にしましょう。

森のようちえんの滝山ネイチャークラブ

代表 堀岡正昭

釣り編

魚がいれば、針と糸さえあれば釣れます。

エサは現地で調達

実際に魚が食べてるものをエサにするのが一番

ほら、釣れた。

私だって

小さいハヤちゃんたち

帰りにはリリースです。

バイバーイ

・小さな針で小魚ねらいでいくこと

・仕掛けは一本で、交替で釣ること

・子どもには合わせるのが難しく、なかなか釣れない子には合わせ方(魚がエサを食べて針に引っかかるタイミング)を教えてあげること

気温や水温が低くてじゃぶじゃぶ泳げない時には、こんな遊びも子どもたちの興味を引きます。

安全で子どもたちにとって魅力的な環境を用意して、子どもたちと一緒に遊ぶことで温度を体感することが出来ます。

目の前の子どものことをよく観察して、子どもたちにプログラムを合わせるのです。

そうすることが安全な水辺の活動の基礎となります。

この夏も安全に川遊びを楽しみましょう。

森のようちえんの滝山ネイチャークラブ

代表 堀岡正昭