
多様な関わりの中から学び、育つ
雨で汚れた神社をほうきで履いていると、「ほりちゃん、貸して。わたし、やる。」
それを見ていた年中さん、「ぼくもやる!やりたい!」

子どもって、実はやりたがりなんです。
なんでもやってみたい。
大人がやっていることを好んでやりたがろうとする。
それを見て、小さい子もやってみようとする。
大事なことはきっかけを作ることで、早さと精度を求めてはいけません。
子どもの「やってみたい!」という意欲を育てるのです。

異年齢の関りって、どこで学べばいいのでしょう。
この子たちはやがて世界中の人たちと対等に話すようになり、様々な国のお友だちと関わるようになります。
人は人と関わることでしか人との関わり方を学ぶことが出来ません。
多様な人たちと関わる機会を設けること。
大勢の人と同じ空間にいるという体験が重要なのではなく、そこでどのような関りをしたかが重要なんです。
異年齢のかかわりを通して、「人っていいな」「お兄ちゃん、お姉ちゃんたちってすごいな」「ぼくも大きくなりたいな」そんな人に対する信頼感をベースにした成長欲求につなげて欲しいと思います。

年齢幅が広いというのは子どもにとっても大変なこと。
でも長年、異年齢集団の子どもたちの育ちを見てきて、この異年齢の集団構成、多様な関わりというのがこの子たちの育ちにとってかなり効果的である事を知っています。
大きい子にとっても、小さい子にとっても、過剰な負担となっていないか、多様な関りが育ちにつながっているかの検証は必要ですが、この多様な関りに期待です。

