Guided playについて考える

「ここはホテルです。お待ちください。」

それぞれのイメージで遊びを生み出し、思わず微笑んでしまう遊びが広がります。

自由な遊びというと、free programと誤解されることもありますが、フリーではありません。

大人の意図、願いがそこにはあります。

欧米では、カリキュラムに沿った教師主導で行われる教育(Direct instruction)と、子ども主体の教師の介入はほとんどない教育(Free play)、その中間のGuided playについて研究が進んでいます。

大人が子どもにやらせすぎるのでもなく、放任する保育でもない。

単なる中間、どちらでもないのではなく、明確な意図性、ねらいがあるということです。

アメリカの発達心理学者Hirshi-pasek(キャシー・ハーシュ・パセック)はGuided playの要件として次の3つを挙げます。

①保育者が教育目的に沿った環境を用意すること

②保育者が子どもの自然な好奇心や探求心を刺激するように遊びの目的を設定すること

③保育者が子どもに何を学んでほしいかを考えて遊具などを選び、与えること

子どもが自ら能動的に遊び出していける魅力的な環境を用意し、子どもの興味関心を探り、子どもの声を逃さず拾うということが大事だということです。

Guided play

教育の目的、ねらい達成のための道筋を立てて、子どもたちをガイドする。

それは、押し付けや受動的な体験ではなく、まるであたかも子ども自らそれを選んでいるかのように、子どもの興味関心、発達とその子の個性、行動特性に沿って行われるものでなければうまくいきません。

Playful Leaning

そう、子どもは自ら考え、自分たちから行うこと、遊びは夢中になって行います。

何よりそんな能動的な体験は受動的な体験に比べ、はるかに学習効果が高い。

楽しいということは教育的である

そんな遊びを通した教育、保育が広がることを願っています。

森の教室

滝山ネイチャークラブ