森の教室(2025/07/26)

今日も暑いですね。

八王子は午前中から35度近い予想気温で、午後には37度の予想だったので、1時間短縮で行いました。

川の水は冷たく、木陰で、いい風が吹くフィールドではありますが、午後の猛暑と疲労を鑑み、保護者の皆様にご理解をお願いしました。

どうやったら子どもたちに安全に体験させられるか

これまでも、これからも、常に思考し、子どもたちに体験の風を吹かせ続けていけるよう努力・工夫してまいります。

八王子の豊かな自然を健康に、そして安全に楽しむにはどうしたらいいか。

対象に合ったフィールドを選び、安全な見守りの体制を作り、能動的な体験にすること。

大変難儀な教育ではありますが、私たちは挑戦し続けていきたいと思います。

自分でやったことは楽しい。

子どもは興味あることなら、とことん調べようとし、とことん知りたいと思います。

やらせる保育から、自ら学ぶ保育・教育への転換です。

自然の中はいつも想定外。

その想定外の偶然が織りなす出会いがあり、ドキドキワクワクする感情が、子どもたちの行動を促す内発的動機付けとなります。

「何が起きるか分からない」

だから私たちは、この体験の中に、あえて未知の部分を残しておこうと思っています。

「すべて分かりきったらおもしろくない」

子どもの発達と心理を理解し、対象に応じた働きかけをするから、健康と安全が守られる。

だから、安心して遊び出していい。

思いっきり遊んで、この夏を、この自然を満喫して欲しい。

大人も倒れちゃいけない。

子どもと一緒に楽しむ心。

ぼくたちは、子どもと一緒に遊ぶことで、子どもの体感温度を知り、近くで子どもの表情を見るから、健康の変化、体調の変化にも気付いてあげられる。

そう、ぼくらは子どもと人生を楽しむプレイングマネージャー。

保育は机上で行うんじゃない、現場で行うんだ!

常に体を動かし、子どもの心を探る保育者でありたいと思います。

来月も行こう、ぼくらの遊び場へ!

滝山ネイチャークラブ

森の教室

堀岡正昭