森の教室(2025/07/12)

この夏は、暑さ対策もかなり難儀で、各園も相当苦労されていることかと思います。

そうかと思えば、この気温(本日の最高気温は25℃でした。)で、本日は山の活動に変更し、いつもの初沢山に出かけました。

予定外の気象にも対応し、都度活動をリデザインしていく力が今まで以上に求められていると感じます。

これまでの経験から、相当数の活動パターンを用意し、柔軟に対応していくことで、安全の質と子どもたちの満足を最大限、高めていきたいと思います。

草木の背丈は伸びているものの、変わるものと変わらないもの、豊かな自然とそこで遊ぶ子どもたちの姿は変わらずそこにありました。

「山頂、行こーよ」

子どもの声を拾い、山頂に向かいます。

ここは、子どもたちにとって魅力的な場所。

そこに連れていくだけで、子どもたちが自ら遊び出していく場所。

子どもたちの行為を肯定的に捉え、遊びを盛り上げ、適切に見守るだけで、子どもたちが自ら学び、獲得していきます。

子どもには力がある。

自ら工夫し、考え、新しい価値を生み出していく力。

やりたいと思ったことを実現しようとする意欲と実行する力があります。

安全に見守ること。

子どもの行為を肯定的に捉え、能動的な体験にすること。

私たちは子ども理解のプロフェッショナルとして、子どもの遊びを正しく理解し、子どもたちと共に自然を楽しむ伴奏者でありたいと思います。

今日もありがとう。

八王子の豊かな自然、八王子高尾の初沢山。

次回は暑ければ川に出かけたいと思います。

雨や川の増水等、事前の調査の結果、危険と判断した場合は山の活動となる場合があります。

前日までの連絡をご確認ください。

よろしくお願いします。

滝山ネイチャークラブ

森の教室

堀岡正昭