一件でも水辺の事故を減らしたい
今回はザリガニ捕り。
ご覧の通りのフィールドですから、この活動でライフジャケットが必要かどうかというと必要ないとも言えます。
それでも毎年、ライフジャケットを着て活動しているのは、一件でも水辺の事故を減らしたいから。
これから夏に向けて、水辺のレジャーも増えることでしょう。
残念ながら毎年水辺の事故で命を亡くす子どもたちがいます。
ライフジャケットを着ていればそれだけで安全とは言えませんが、救える命が増えることは確かです。
ぜひ日本中で活動している子どもと関わる団体が安全のための装備を啓蒙し、専門性を発揮していけたらと思います。
そしてお父さん、お母さんたちにも安全のための情報発信をしていきたいと思います。
「ほりさん、うちもライフジャケット買ったよ。安心だもんね。」
そんなお父さんたちも増えてきました。
八王子には登録団体向けですが、無料で50着まで貸し出してくれる機関があります。
また今回、同じように活動している方がいらっしゃいましたので、ご紹介しておきたいと思います。
注、ライフジャケットはただ着せれば安心というものではありません。ぜひ我々のような専門家から安全のためのレクチャーを受け、誤った着方や過信が命を落とすということのないようお願いいたします。
ライフジャケットを着ていれば安全ということはありません。ぜひ子どもから目を離さない、「誰かが見ていてくれる」という思い込みで子どもを見失うことのないよう、ご家族、ご夫婦、団体メンバー全員で「そっちいったから見ててね。」「分かったよ。」と声を掛け合う、そして大人の方は、必ず入水していつでも助けに行ける体勢を整えておきましょう。
滝山ネイチャークラブ
代表 堀岡正昭