1.キャンプは生活
キャンプで非日常的な体験ではなく、日常の延長にある自然の中での生活にしたいと思います。
安全であることはもちろんですが、衛生にも気を遣います。
それらは安心できる、心地いい空間でなければならないと思います。
2.キャンプは遊び
楽しいということが基本です。
今回のキャンプで「自分たちでやる」ということがこんなにも楽しいということを改めて気づかされました。
朝起きたらロープ遊び、ごはん食べたらロープ遊び。
解散した後もロープ遊びでしたね。
実は自分たちもそうだったのではないでしょうか。
誰かが導いてくれた正解をたどることもいいけれど、自分で選んだ道を行く。
その道はどんなに困難でもあきらめないし、いくらでも軌道修正できる。
何より、その道を歩んでいる自分が、好きだ。
3.キャンプで人をつなげる
滝山ネイチャークラブは人と自然、人と人をつなげ、子どもたちに人や社会との関わり方を教えているのだと思います。
それは、私が言葉で教えるのではなく、子どもたちが自然や人と関わっていく中で自分たちで獲得していくものだと思います。
私たちはそれを手助けする環境を整えているだけなのかもしれません。
安心できる人との信頼関係を基本にしながら、人と関わり、一緒に遊び、生活していく。
それは時に対立と誤解やすれ違いといった経験を伴います。しかしながらお父さんやお母さん、大好きな人との信頼関係を持った子どもたちは、決してあきらめず、問題解決に向けて人と関わっていこうとするでしょう。
この子たちが大人になって、親になった時も、自分たちの子どもたちに、「お父さん、お母さんたちも子どもの頃、こんなことして遊んだんだよ」と誇りを持って語れるように、今一生懸命体験させていきたいと思います。
保護者の皆様のご理解とご支援に心から感謝致します。
来年度は4月29,30日が第一回のお泊りキャンプです。
滝山ネイチャークラブのお泊りキャンプは3歳から泊まれるキャンプです。
子どもたちも安心して泊まれる、安全で、楽しいキャンプの更なる質の向上を目指していきたいと思います。
滝山ネイチャークラブ
代表 堀岡 正昭