実は、自然体験も遊びも手段に過ぎないのです。教育の目的を達成するための手段なのです。
それは、とても有効で、子どもの発達に合っているからなのです。
目に見える変化に注目しがちですが、子どもたちの内面がどう変化したのかがとても重要です。
私たちは自然体験と遊びの質を高めることに注力しますが、そのときに欠かせない要素があることに気づきます。
それが、「関係性」です。
誰とその自然体験をしたか。
どのように遊んだか。
実はこの日、お昼のお弁当をどこで食べるかでみんなで話し合いをしたのです。
(詳しくは代表ブログ「子どもたちと作り上げていく森のようちえん」を参照してください。)
山頂に行きたいという子と、下の神社で食べたいという子たちに分かれました。
多数決の論理にはしたくない。
少数派の意見も大事にしたい。
自分の意見を相手に伝え、相手の意見も聴く。
お互いの意見の違いを認め、その上でどうしたらいいかみんなで考える。
そうした体験が必要だと思います。
正しい答えに導くことによりも、自分たちで決めるということを大事にしたい。
それには時間がかかるのです。
それにはファシリテーターの役割が必要です。
意見が違ってもそれは「敵対関係」ではありません。
意見が違うからよりクリエイティブな、より大きな力が生まれるのではないかと思います。
木の枝にクモの巣を絡めて「クモ釣り」
葉っぱや木の枝を上手に見立ててクッキング
こんな遊びも楽しいものです。
自然の中で遊びを通して行う少人数の幼児教育
来年度は平日も行います。
2歳から入園できる「プレ森のようちえん」
保護者の皆様のに期待に応え、子どもたちの「楽しい!」を実現します。
ぜひお越しください。
お待ちしています。
滝山ネイチャークラブ
森のようちえん
代表 堀岡正昭